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 すでにシーズンに突入はしているが、当S研では評論家の順位予想というものにこだわっており、今回は専門紙『エル・ゴラッソ』のJ1各クラブ担当番記者20名による順位予想を、改めて清水目線で整理しておきたい。

 それが上表であり、いつものとおり清水のところをオレンジ色で示した上で、清水の順位が上の順に整理してみた。それと同時に、今回は、それぞれの番記者が自分の担当チームをどのように予想しているのかを、青色で示した。すでにお伝えしたとおり、清水担当の田中芳樹さんは清水を優勝予想しているので、その部分だけオレンジ背景・青文字で示した。

 改めてこうやって整理してみると、番記者の予想というのは必ずしも客観的な分析だけでなく、やはり自分の担当チームをどうしてもひいき目で見てしまう傾向があることが分かる。というか、担当チームを降格予想などしたら、仕事をしにくくなるだろうし、実際今回20人の番記者でそんな大それたことをしている人は一人もいない。苦戦が予想されているチームでも、番記者はどうにか良い材料を見付け、好意的に評価しておくものなのだろう。

 ただ、Jリーグをつぶさに見ている人たちなだけに、自分の担当チーム以外では、全般にかなり鋭い見方をしているのではないか。たとえば、セレッソ、神戸、浦和といったいわゆるビッグクラブでも大胆に下位予想しており、その点では名前の売れた著名な評論家よりも忖度の必要がなく、自由なのかもしれない。

 その一方で、意外にも、自分の担当クラブを首位予想している人は、清水担当の田中芳樹さんを含めて5人しかいない(名古屋の番記者が名古屋を8位予想とか、ウケるんですけど)。今回、「勝負」をかけた田中芳樹さんに恥をかかせないためにも、チームは上位躍進を果たしてほしいものだ。

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