『サッカーダイジェスト』に出た有識者30名のJ1順位予想を先日ご紹介したが、今年は例年以上に撹乱要因が多い。コロナがいつ頃落ち着いてくれるか。それとも関連して、ACLはそもそも開催されるのか? 東京五輪はどうなのか? W杯予選はどうなるのか? 以前も申し上げたと思うが、JのチームがACLに出ると国内リーグ戦の勝ち点が5くらい減るダメージを負うと思うのだが、昨シーズンのように変則日程でACLのしわ寄せがさらに大きくなると、勝ち点10くらい減るダメージが生じると思う(もちろん、勝ち進めば進むほどダメージは大きくなる)。だから、2021年のJ1の順位予想も、「ACLがあるケース」と「ACLがないケース」と、2パターン用意した方がいいくらいだろう。
まあ、個人的な予想としては、ACLは8割方、やるんじゃないかな。それに対し、オリンピックがこの夏に開催される可能性は、4割くらいか。五輪中止が早く決まってくれれば、そこにもリーグ戦の試合を組み込め、楽になるのだが。
とか何とか、色々言っておりますが、ここで当S研による順位予想をお目にかけることにしたい。1位の清水は例によって客観的な予想というより願望だが、あとは真面目に予想することにする。一応、ACLがある前提。
- 清水
- 川崎
- 鹿島
- 名古屋
- FC東京
- マリノス
- 札幌
- 柏
- 広島
- ガンバ
- 浦和
- 大分
- 神戸
- セレッソ
- 横浜FC
- 仙台
- 鳥栖
- 湘南
- 福岡
- 徳島
S研予想のポイントは、ガンバ、浦和、セレッソあたりを、世評よりもだいぶ厳しく見ていることである。ガンバは、完成度の割には2020年に上手く行きすぎたので、ACLというハンデを背負うこともあり、2021年は逆に苦戦すると見る。浦和は、柏木事件に見るように、チームとして負のスパイラルに陥りつつあるとしか思えず、新監督の下で新しいサッカーを模索するので、今季の躍進は困難では。セレッソは、やらかしの気配プンプンで、下手をすれば降格までありうるのではないか。神戸も、今年はミキティがモバイルと野球(マー君)に投資を集中せざるを得ないので、サッカーがお留守になっており、厳しい戦いに。横浜FC、仙台などは、監督力でどうにか残留か。徳島は、ロドリゲス続投だったら面白かったのだが、監督交代の上に新指揮官が合流できないとなれば、やはり厳しかろう。以上、お粗末でした。
よかったらクリックお願いしますにほんブログ村