2020run

 皆様のご関心がもう2021シーズンに向かっている中で、今回はあえて昨シーズンを取り上げる。というのも、当S研独自企画「エスパルス走行距離選手権」の2020シーズンの結果をまだ発表していなかったので、それをやらないまま新シーズンを迎えるわけにはいかないからだ。

 これは当S研独自の企画であり、要は選手たち(基本的にフィールドプレーヤーのみ)がリーグ戦で走った累計走行距離を、東海道線に当てはめて、東京駅を出発点に西へと、すごろく風に競ってもらうという企画である。選手権の趣旨とルールについてはこちら、2017年の結果はこちら、2018年の結果はこちら、2019年の結果はこちらを参照していただきたい。

 さて、リーグ戦全34試合のプレーヤーごとの走行距離を集計したところ、2020エスパルス走行距離選手権で優勝に輝いたのは、「公私ともに充実男」こと、西澤健太だった。

 実は、2020エスパルス走行距離選手権では、最終版にドラマがあった。昨シーズン、このレースではずっと、カルリーニョスが独走しており、優勝確実と思われていた。また、2位もヘナトが確実と思われた。しかし、カルリが最後の3試合を欠場、ヘナトも最後の2試合を欠場し、その一方で全試合に出場した西澤が猛然と追い上げ、最終節で差し切って優勝を決めたのである。なかなかドラマチックな展開であった(てか、所長のエクセルの中だけの出来事だが)。

 だが、2020年の走行距離選手権は、レベルとしては、はっきり言って低調だった。2018年には、愛知県入りした選手が8人もいたが、2020年は西澤がぎりぎりで入っただけ。2020年の288.62kmという距離は、優勝記録としてはこれまでで最低である。まあ、選手が悪いというよりも、5人交代制などで、数字が多くの選手に分散したのだろう。

 もう一つ、当選手権では、ホームタウンの清水駅に到達できるかどうかを、ほぼ主力級の活躍ができたかどうかの目安にしている。今回は、西澤に加え、カルリ、後藤、ヘナト、ヴァウド、立田、竹内、金子、鈴木、ソッコまでが、ホームタウンの清水駅に到達し、基準をクリアした。エウシーニョはあと600mというところで力尽きた(涙)。

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