2020J1

 当S研独自の企画として、「評論家リーグ」というのがある。要は、評論家の先生方が開幕前に示していた順位予想を、リーグ戦終了後に答え合わせし、順位付けるという意地悪な企画である。その際に、ただ単に予想が何個当たったかといった単純なことではなく、順位に応じて加重すること、順位が的中しなくても惜しさに応じて加点することがS研方式の特徴である。レギュレーションにつき詳しくはこちらをご覧いただきたい。

 それで、コロナ禍に揺れた2020シーズンもどうにか無事終わったので、満を持して2020評論家リーグの結果発表と行きたいところなのだが。実は、上述のように複雑なレギュレーションであり、手作業で計算をするので、ものすごく面倒なのである。目下、多忙につき、その作業ができないので、今回は申し訳ないが、評論家先生方の2020年の予想と、最終結果を照らし合わせ、しみじみと眺めることだけでご容赦いただきたい。そのうち、時間ができたら集計してみたいと思うが、どうなるかは不明。

 そんなわけで、2020シーズンにつき、先生方の事前の予想と結果を対比して示したのが上表である(クリック・タップして拡大しご覧ください)。全体として、大きな影響を与えたのがACLだった。所長は個人的に、「ACLに出場するとJ1での勝ち点が5くらい減る」という説を唱えているのだが、過密・変則日程になった2020年は下手をしたら「ACLに出場するとJ1での勝ち点が10くらい減る」というシーズンだったかもしれない。だから、横浜Fマリノスや神戸などはJ1で中位以下に沈んだし、FC東京もACLさえなければ余裕で2位にはなっただろう。まあ、川崎はACLがあろうとなかろうと優勝したとは思うが、ガンバ大阪、名古屋、鹿島あたりは完全にACL組が沈んだことで相対的に順位が上がったという形だろう。

 所長の予想は、1位の清水は「願望」だったが、それ以外は真面目に予想したつもりである。上述のACLのある・なしによる明暗を除けば、今回はそんなに酷い予想でもなかったかな。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村