2021シーズンの清水は、監督とHCがスペイン人なので、スペイン語が重要になるのは当然である。通訳は、清水が新規に探すのか、あるいは監督が誰かを連れてくるのか?

 考えてみれば、町田からの復帰が決まったDFノリエガ・エリックはペルー人としてスペイン語がネイティブ(のはず)なので、監督とのコミュニケーションという点では一番アドバンテージがあるかもしれない。エリックは、町田にレンタルに出ていた時には、上の動画に見るように、サポ向けのスペイン語講座の企画をやったりもしていた。

 追記:そう言えば、新加入FW指宿洋史もスペインでのプレー経験が長いんだった。しかも、彼はスペインで好待遇されたというよりも、2部、3部とかで奮闘してきたので、スペインに溶け込むしかなく、かなり語学も上達したのではないだろうか。外国人が日本語を習得するのに最良の環境は相撲部屋と言われているのと同じ理屈である。

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 2021年は、清水の外国籍選手は、ほぼすべてブラジル人になるはずである。変に多国籍になるよりも、ブラジル人で固めた方が、何かと効率的かもしれない。通訳も、色んな言語の人を雇わなくて済むし(もう英語通訳は要らない?)。それに、権田がポルトガルでプレーしていて、簡単なポルトガル語ならできるという点も大きいだろう。まあ、ポルトガル本土のポルトガル語とブラジルのポルトガル語は、若干違うようだが。

 スペイン語とポルトガル語はともにロマンス系言語なので、ネイティブ同士なら、半分くらいは分かるのではないかと言われている。だから、ロティーナがブラジル人たちにスペイン語で直接指示を出すようなことも可能だと思う。静岡の人間が津軽弁を聞いても何言ってるのかさっぱり分からないのに比べれば、スペイン語とポルトガル語はもっと近いだろう。

 清水に在籍する日本人選手たちも、この機会にスペイン語またはポルトガル語を学んだりしたらどうか。どうせ、1日のうち練習時間はそんなに長くはなく、残りの時間でゲームをしたり動画を見たりしているくらいだったら、語学の勉強でもした方が、チーム内のコミュニケーションも良くなるし、もしかしたら選手たちの今後のサッカー人生の可能性が広がるかもしれない。生きた教材がすぐそばにいるのだから。

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