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 来週末、清水が試合がないのは、ACLに出場する横浜Fマリノスとの第24節の試合を、前倒し(9月16日)に開催していたからだったか。多くのチームは、来週も第24節の試合があるんだな。そこで、ばらつきがあった試合消化数の差も、縮まることになる。

 清水にとっては、明日18日がホーム鳥栖戦で、31日がアウェー柏戦。中12日も空くということで、Jリーグがコロナ中断から再開して以降、これほどの間隔が空くのはもちろん初めてだ。

 個人的には、鳥栖戦に勝っても負けても、これがピーター清水にとってのラストマッチになるはずだと思っている。いや、そうならなければおかしい。鳥栖さんは、順位表でこそ清水より上にいるが、20億円赤字のチームであり、厳しい運営を迫られている相手である。その相手に、負ければもちろん問答無用だが、たとえ勝てたとしても、続投の根拠にはならない。今までは、中2日、3日とかで連戦が続く難しさがあったが、リセットをするには間隔の空くこのタイミングが最適である。

 ピーターは、清水をチャンピオンにしようと、真摯に取り組んでくれたとは思う。ハリルホジッチのように、人格的にどうなのか?という疑問はなく、たぶん良いアンチャンなのだと思う。また、無能と決め付けるつもりもない。現にマリノスでは良い仕事をしたわけだし、与えられた条件次第では、能力を発揮できる人なのかもしれない。

 ただ、いかんせん、今の清水の課題とは、あまりにミスマッチである。昨日の「特徴的な清水のスコア」というエントリーを書いていて、つくづく思った。清水が勝ち点をとれるのは、失点を1以内に抑えた場合に限られる。「2点とられても3点以上とって勝ち切るサッカー」などと称していても、実際にはそのパターンで勝ち切ったことは皆無に近いのである。

 歳をとっても大人になりきれない人のことを「ピーターパン症候群」と呼ぶが、我々はもう子供じみた夢想は捨て、「ピーター症候群」から卒業すべきだ。

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