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 何度も書いたような気がするが、今シーズン無観客や入場・応援制限があり、良く分かったのは、清水には声を出して指示したり鼓舞する選手がほとんど(立田くらいしか)いないという現実である。

 選手だけじゃなく、ベンチからの声もほとんどない。ピーター監督はぼんやりとピッチを眺めているだけであり、具体的な指示を出すことはほぼなく、たまに判定にクレームをつけるくらいである。

 しかも、清水のホームゲームでは余計なバーチャル音声が大音響で流されているので、選手やベンチが声を多少出したとしても、かき消されてしまう。個人的には、お嫁サンバならぬお馬鹿サンバと呼んでいる。むろんチャントや曲自体に罪はなく、普段のように人間の肉声や生楽器でできるのであれば、サポは楽しいだろうし、少しくらいは選手を鼓舞できるかもしれない。しかし、録音した音声を大音響で垂れ流すのは、邪魔でしかない。それでなくても統制がとれていない清水というチームが、鳴り響くお馬鹿サンバのせいで、よけい半狂乱になる。

 いつも言うように、対照的なのが川崎である。川崎は余計なバーチャル音声などは排し、サッカーにストイックに集中している。そして、良く声が出ている。特に目立つのは、守備の3分の1で、「ノーファウル」と常に注意喚起していることである。川崎のような攻撃力のあるチームでも、セットプレー一発で失点を喫する可能性はあり、もしかしたらそれが原因で負けるかもしれない。だから、余計なファウルは絶対にしない、ノーファウルで相手を止めるということを、徹底しているのである。

 ピーター清水で、守備時に「ノーファウル」などという指示が飛んでいるのを、聞いたことがない。だから、広島戦のように、安易に相手にセットプレーを与えて、そこから致命的な2失点を喫したりするのだ。ピーターは「この内容で負けたのが信じられない」というようなことを言っていたが、真実は細部に宿るのであり、余計なファウルをしないという意識付け、徹底がないチームが勝てるはずはないのである。まあ、もっと言えば、清水のディフェンダーの意識として、「イチかバチか、激しく奪いに行け!」みたいな悪い意識付けが植え付けられているような気すらしてしまう。

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