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 非常に不思議である。なぜ浦和は、あんなに志の低いサッカーをやるのか。資金もあれば、タレントもおり、もっと野心的な攻撃サッカーを目指せばいいのに。今の浦和を見ていると、上手い選手たちが、リアクションサッカーをものすごく忠実に実践しているようで、「タレントの無駄遣い」という気がしてしまう。なんでこんな特殊なシーズンに、降格を恐れる下位チームのような戦い方をするのだろうか。

 もっとも、攻撃サッカーを掲げるピーター清水が、大量得点で浦和を撃破でもしてくれれば、「ほら見ろ、浦和はそんな消極的なサッカーをやってるからダメなんだよ」と言えるのだが、結果は1:2で完敗。勝利は正義であり、今は浦和の現実主義を認めるしかない。ピーター清水のアタッキングフットボールは、今のところ絵に描いた餅にすぎず、何を言っても負け惜しみになってしまう。

 今回の浦和戦、前半、ボールを保持して攻め続ける清水の戦いぶりを見て、「お、今日は行けるかも」と思う反面、「いや、いつものパターンか」と醒めた目で見る自分もいた。つまり、一見攻め込んでいるようでいながら、実はフィニッシュには全然繋がっておらず、そうこうするうちに一瞬の隙を突かれて失点し、その後も力任せに攻めるもののゴールは遠く、ああでもないこうでもないと迷っているうちにボールを奪われて致命的な追加点を奪われ、試合終盤に1点を返すのがやっとというピーター清水必殺の負けパターンかなという悪い予感が、完全に的中してしまった。

 それにしても、超攻撃型サッカーを掲げながら、フィニッシュに持ち込む形が一切確立されていないというのは、困ったことである。

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