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 一部で、「ブラジルデー以上にブラジル色が濃かった」などと言われている湘南戦。確かに、清水の長い歴史の中で、公式戦で1試合に5人のブラジル人が出場したのは、もしかしたらこれが初めてかもしれない(確認したわけではないが)。

 中でも、ドゥトラとカルリーニョスの2トップというのは、なかなか当たりだった。カルリがトップ下、ドゥトラが1トップという形になることも多かったが、それが入れ替わってドゥトラのスルーパスにカルリが抜け出す場面もあり、良いコンビネーションを築きながら流動的にやれていた。やはり、ブラジル人同士というのは、自然に分かり合える部分があるのだろう。

 現在の清水には中央にどっしり構えるタイプのワントップがいないというのが泣き所であり、他方でドゥトラはサイドを任せるといまいち俊敏性に欠けていたわけで、ドゥトラを1トップに配置するというのはなかなか妙案だった。

 この形を続けて行けばいいようにも思えるが、気になるのは、湘南戦でカルリが足を痛めた様子だったこと。たぶん後藤は足がつっただけだったと思うのだが、カルリは怪我っぽかった。無事を祈るばかりである。

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