ちょうど前半戦が終わったところだし、日本国の内閣も代わったし(?)、ここいらで清水も政権交代をする良いタイミングじゃないかと、個人的には思っていた。しかし、昨日は動きはなく、もう明日は湘南戦。さすがに、中2日で大鉈を振るうのは難しかったか。でも、その次だって中3日であり、今季はずっとそんな調子である。個人的には、もう1試合も、1日も無駄にしたくないという心境である。ここ何試合かで清水が直面していたのは、栄光へと続く攻撃サッカーの産みの苦しみではなく、その試みが頓挫したことによる断末魔だろう。ピーターはたぶんいいやつだと思うし、今でも人間的には好きである。束の間だったけど、良い夢も見せてくれた。しかし、間違ったコンセプト(少なくとも、清水の現有戦力には合わないコンセプト)で、いくらもがいてみても、前進はできない。ピーターに期待して続投を望む皆さんの想いはもちろん尊重するし、そういうお考えもあってもいいとは思うが、個人的には、もう気持ちは固まっている。
ただ、多くの皆さんが注目されたことと思うが、昨日静岡新聞に、大熊GMが前半戦を総括するインタビュー記事が掲載された。当S研ブログでは数日前、大熊GMによる「説明」があってしかるべきではないかと指摘していた。静岡新聞は、清水が公式見解を示す半ば公的なメディアであり、一応は所長が望んでいた「説明」がなされた形となった。ただ、これを読むと、「方向性は正しいが進捗は遅々としている」といった捉え方であり、いますぐに監督の交代という雰囲気ではない。
ただ、しかし、これも日本の政治に例えると、総理大臣は衆議院解散についてはウソをついてもいいという不文律があり、それと同じように、GMが監督人事についての本音を常に表に出すとは限らない。なので、引き続き動向を注視したいと思う。
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