
J1の中断明け後、「無敵」の様相を見せていた川崎だが、名古屋戦で今季初黒星を喫し、神戸戦でもどうにかドローに持ち込むという結果だった。どう見ても、先方のチーム状態は下降線を辿っているが、サッカーの歯車が狂ったというよりも、ひとえに怪我人が出た上に真夏の連戦で疲労が蓄積したことによるものだろう。水曜日に試合があって中2日の川崎に対し、清水の方は6日空いており、どうにかしてこのアドバンテージを活かしたいものである。それくらいしかポジる要素が見つからないというのは少々情けないが、それくらい両チームには実力差がある。
しかし、清水側は日程には恵まれたとはいえ、主力のヴァウドやエウシーニョの出場が不透明だし、ベストメンバーが欠けるとガクッとレベルが落ちるというのが、泣き所である。J1で戦えるチームを余裕で2セットくらい組めそうな川崎とは、もともとのチーム体力が異なる。
個人的に、川崎の試合は、ほぼ全試合観ている。単純に観ていて楽しいからだ。それにしても、あのチームはなぜ、ミドルシュートがすべて枠内に飛ぶのだろうか。不公平な話である。
川崎を相手に、清水は前プレスに行ったら簡単にはがされそうだし、かといって引いてブロックを作っても詰将棋のようにやられるだろうし。名古屋くらいの守備の強度がないと、この川崎から勝ち点を奪うというのは、至難の業である。理屈の上では、失点をしても、それ以上に得点をすれば勝てるわけだが、そういうイメージも沸かない。
どれだけ粘っても、全然前向きな言葉が出てこないので、このへんで(笑)。
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