ここ1週間くらいの清水関連の情報では、テセの移籍というビッグニュースを除けば、怪我からの復帰を遂げつつある石毛秀樹の上掲動画インタビューがとても気になった。

 怪我も癒え、練習にはほぼ完全に合流しているようで、本人はいつでも試合にも出れると言っている。そのことは、非常に良かった。

 ただ、気になったのは、石毛本人は、清水が5戦連続負け無しだった頃の自軍の戦い振りを、疑問視するような口ぶりであることだ。今季開幕当初に挑戦したような、サイドバックが中に入ってビルドアップに参加するやり方を続けなければ意味がない、というようなことを言っている。

 清水が開幕5連敗から一転して、5戦負け無しと復調したのは、優秀なブラジル人助っ人の復帰に加え、サイドバックの位置取りがより現実的になったからだろう。まあ、右のエウシーニョは元々「迷走台風」みたいな人なので、本人の感性にお任せするとして、左SBにソッコが入り、オーソドックスなSBとしてのプレーに徹してくれたことで、ようやく清水の戦いは安定したのである。

 怪我から復帰した石毛が、どのポジションで使われるかは分からないが、正直、目下の清水にとって、ニセSBを駆使した独創的な戦術というのは、差し迫った課題ではない。いかに降格がないシーズンで、戦術的な挑戦が許されるとはいえ、毎試合3点も5点もとられるわけにはいかないのである。

 石毛は、ピーター戦術における特殊なSB像を改めて発動すべく、チームに訴えかけようとしているようだ。せっかく復帰するのだから、変にチームから浮いたりせず、上手く溶け込んでくれるといいなと思っているところである。

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