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 先日の札幌戦、結果的に勝ったから良かったものの、例の鈴木武蔵に決められたフリーキックが、個人的に引っ掛かっている。GK梅田を責める声もあるようだが、所長には、壁の作り方が甘かったとしか思えない。

 というのも、2年くらい前だったか、以前も同じような場面があったからだ。小柄な金子が壁に立ち、その上を越されて、フリーキックを突き刺されたことが。今回もそうだった。金子をはじめ、なぜか身長の低い選手を壁に並べた。これは憶測だが、キッカーが鈴木武蔵に代わったのは、壁が低いのを見て、これは落とすシュートではなく、武蔵の弾丸系のシュートで狙えると、札幌側が判断したからだったのではないか。

 チームによって考え方は色々だと思う。もちろん、敵が中で合わせることを警戒し、長身の選手は壁ではなく相手をマークするというやり方もあるだろう。しかし、今回のように、明らかに壁の高さ不足で、敵に直線的なシュートコースを見せてしまうようなことは、駄目である。たとえば金子の位置に立田が入っていたら、ジャンプ力を含め、壁の高さは40cmくらいアップし、簡単に防げただろうし、そもそも札幌はあのシュートを狙えなかったと思う。反省し、今後の対策に活かしてほしい。

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