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 「静岡にトロフィーをもたらす」と公約したピーター監督。前にも書いたとおり、監督が、今年優勝するつもりなのか、それとも来年以降の話なのかは、謎である。

 さらに言えば、とろうとしているタイトルは、あくまでもリーグ優勝なのか、それともカップ戦も含んだ話なのかというのも、明らかではない。

 もしも、ピーターのトロフィー宣言が、今年の話であり、なおかつカップ戦も含んでいるのだとしたら、本日のルヴァン名古屋戦はきわめて重要である。初戦で川崎に大敗している清水が、グループ2位以内に入るためには、本日の勝利は必須であろう。

 J1リーグ戦は、川崎が首位を突っ走っており、エグいまでの強さを見せている。今後の清水の浮上に期待はしたいものの、すでに5敗もしており、現実的にこれから清水が勝ちまくって川崎やその他の上位クラブを追い抜けるかというと、難しいだろう。そして、今季は天皇杯に出場できるのはJ1リーグの上位2チームだけであり、リーグ戦で優勝争いできないということは、必然的に天皇杯も駄目ということになる。つまり、今季タイトルをとる実質最後のチャンスがルヴァンカップであり、今日負けたら今季も無冠になることがほぼ確定すると言っていい。「19年連続でタイトルなし」という現実が、我々に突き付けられることになってしまう。

 ピーター監督の下では、リーグ戦に絡む選手と、まったく絡めない選手が、はっきり色分けされてきている印象が強い。そうした中、本日の試合は、今季の清水にとって初めて、「ターンオーバー」で臨むことになるだろう。ルヴァン初戦の川崎戦はリーグ戦を想定したメンバーだったし、その後のリーグ戦では人は入れ替えても「ローテーション」だったから、谷間の試合でメンバーを落とすという意味での「ターンオーバー」は初めてだ。出場機会に飢えている選手たちにとって、残された数少ないアピールの場となるはず。感染の問題でバタバタしている名古屋に比べ、準備万端の控えは、うちの方に多いのではないか。ぜひ、大いに暴れ、ピーターの序列をかき乱してほしいものである。

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