表1_試合関連経費

 大分戦でたたき出した入場者数2,697人という数字、個人的にはかなりショックだった。特殊な状況下とはいえ、当然、クラブ史上最低記録だろう。

 仮に制限いっぱいの5,000人でもクラブの経営にとっては打撃のはずだが、2,697人では、試合開催に伴う正味の収入は、ほぼゼロだと思う。

 こちらのサイトをご覧いただくと、J1のチームが年間で試合を開催するために支出した経費というデータが出ている(上の表はこのサイトから拝借したもの)。癪に障る話だが、2016年のデータなので、J2だった清水の数字が出ていない。ただ、おそらくここにある数字の中央値くらいと考えると、スタジアム使用料、警備費、運営設営費等のホームで試合を開催するために、年間2.5億円程度が必要と思われる。主催試合がリーグ戦17試合、カップ戦3試合で20試合と仮定すると、1試合当たり1,250万円という計算になる。

 他方、単純化して、大分戦の観客2,697人が、皆5,000円のチケットを買ったと仮定すると、入場料収入は1,350万円ほどという計算になる。うーん、辛うじてトントンというレベルか。

 もちろん、選手の人件費があり、スポンサーやDAZNの放映権収入がありと、最終的には総合的な収支が問われるわけだが、単純計算で、主催試合の収支がトントンであれば、クラブの経営はピンチになることは言うまでもない。

 みんな、待ちに待ったリーグ戦再開じゃなかったの? 現時点で観客動員が振るわない原因を考えてみると、

  • チームの成績が悪すぎる。
  • 降格がないなど、変則的なシーズンなので、どうも本気になれない。
  • コロナ対策のプロトコルで、騒げない、歌えない、踊れないなど制限が多く、これでは楽しめない。
  • 最近豪雨が多いので、屋根のないアイスタはしんどい。
  • やはり自分もコロナ感染が心配で、あまり人ごみに出たくない。
  • 普段はそれなりにいると思われる遠方サポが、ご時世ゆえに参戦を見合わせている。

 といったところだろうか。とりあえず、今年はやり過ごして、来年ピーターのサッカーが花開く(はず)頃に本格的に参戦しようと、そんなことを思っている人が多いのかもしれない。

 でも、チームの財政が干上がったら、来年、花開くものも開かなくなっちゃうよ。みんな、厳しい今年こそ、チームを支えないと。

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