J1が再開して、モヤモヤした試合が続く中で、「鈴木唯人のプレーだけはワクワクする」といった感想を持っている清水サポの方は多いと思う。
その唯人だが、本日11日から行われる「U-19日本代表候補トレーニングキャンプ」のメンバーに招集されたということである。ということは、明日のガンバ戦の出場は無しか。18歳一人連れていかれただけで、とたんに明日のメンバーが心配になる清水のチーム状況って、どうなんだろうか。
ただ、率直に私見を述べれば、多くの皆さんと違って、個人的には、セレッソ戦の唯人のプレーは不満だった。視野が狭く、一人でゴリゴリ行きすぎだろう。「ここでパスを出せば、もっとチャンスが広がるのに」というところで、強引にドリブルを続けた場面が散見された。確かに、チーム全体が沈滞ムードなので、若者の強引なプレーに拍手喝采を送りたくなる気持ちは、所長も同じである。しかし、ああいう独りよがりのプレーでは、J1で、チームを勝たせるゲームメーカーにはなれないだろう。
これが、ストライカーだったら、話は少し違ってくる。ストライカーは、味方が繋いだボールを、最終的に落とし前を付けるという特殊な職業だから、決断力が必要であり、多少強引な方が結果的に良い方向に作用することもある。ただ、そのストライカーにしても、結局は周りを活かし、周りに活かされる形の方が上手く行くことは、テセ先生も日頃述べておられる。
「もっと上手く周りを使え」。唯人には、テセ先生から、そのようなアドバイスをお願いしたいところである。
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