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 今季のJは、2月頃に想定されていたのとは、まったく違うリーグ戦になってしまったから、本来であれば、評論家先生たちの順位予想なんかも、やり直した方がいいだろう。しかし、そのような「修正版の順位予想」みたいなものは、目にしていない。「オフが短く監督も代わった鹿島は中断で助かった」とか、「夏に試合が集中するので、ボールを握って相手を疲れさせる川崎が有利」といった言説が、断片的に語られている程度である。

 ということは、世間一般の清水に対する評価も、そのままということだろう。それはすなわち、「昨シーズン最多失点だった守備再建の目途が立っていない」、「ドウグラスが抜けて得点力低下は必至」といった評価である。

 OBの戸田和幸氏には、「清水は難しいサッカーを選んでしまった。このサッカーに必要な選手の質が伴っているかは疑問」という旨を指摘されてしまった。まあ、そのとおりだろう。

 ところで、少々古くなってしまったが、今季モフ監督の腹心として入閣した今矢直城コーチが、ブログで注目すべきことを書いている。モフ監督は、試合映像などをものすごく入念にチェックし、「次の日の練習メニュー作りで、5-6分で終わるポゼッション練習のためにピーターと2-3時間以上話し合うこともあります」というのである。それはもはや、クレイジーなレベルだという。

 うーむ、モフサッカーというのは、そこまで緻密で、入念に準備に当たるものなのか。ただ、所長だけでなく、多くのサポの皆さんも、チームが大量失点を重ねるのを見て、「そりゃ、そんな危ない守り方したら、点取られるの、当たり前だよ。独創的なのもいいけど、もうちょっと現実的な要素も取り入れたら…」と感じているのではないか。今季の清水が、ほとんどの試合で失点を重ねているのは、何時間も分析をしなくても、ちょっと見れば分かるくらいのレベルだと思ってしまうのだが(笑)。

 おそらく、再開後の清水、大苦戦は免れないだろう。でも、クラモフスキー監督の目には、違うものが見えているのか? 素人の我々には分からないが、ぜひ見てみたものである。


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