7月4日の再開初戦のカードが伝えられ、予想どおり、清水は名古屋との対戦となった。清水ホームである。

 再開自体は喜ばしいものの、清水は一番ワリを食ったと言えるかもしれない。

 まず、無観客であることが確定している7月4日がホームというのが、不運だ。次節だったら、もしかしたら、観客を入れられたかもしれないのに。次節は恐らくアウェーだろう。

 それから、再三言っているように、名古屋に感染者が出て(守護神まで罹患して)、名古屋の準備が間に合うのか、ひょっとしたらこのカードだけ中止とか延期になるのではないかという不安がある。先方のコロナ感染は気の毒だったが、かくなる上は、たとえ主力が揃わなくても、ユースチームでもいいから、7月4日に静岡に来てもらわないと困る。

 さらに言えば、やっぱりこの東西二分割方式は、清水にとって不利だ。この方式で、実際に移動距離を短縮できるのは、関東の7チームと、関西の3チームだけだろう。清水の場合は、関東遠征ならば大した負担でもないが、長距離西日本遠征が増え、かえって負担が増すことになった。東西二分割方式は、実際に移動距離=感染リスクが低下するというよりは、世間様にリーグ再開をご理解いただくためのエクスキューズという意味合いが強いのではないか。

 まあ、まずはリーグを再開にこぎ着けることが肝心であり、贅沢は言えないけどな。

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