先日、FC東京についての記事を書いた時に、レアンドロ選手のことを、誤ってレオナルドなんて書いてしまって、申し訳なかった。間違いに気付いたので、修正しておいた。

 さて、清水が開幕戦で当たるFC東京の敵情視察をするために、せっかくスカパー!のG+に入ったので、もとをとるべく、一昨日のFC東京VSパース・グローリー(オーストラリア)戦も観てみた。結果は、1:0で東京が勝利。

 FC東京の布陣およびメンバーは、初戦と同じ。3トップもアダイウトン、オリベイラ、レアンドロで変わらず。

 3トップでやる以上は、なるべく前で奪って素早い攻撃という狙いがあるはずだけど、まだ前でハメる形が完成しておらず、あまりチャンスが作れない東京。皮肉なことに、昨年のような自陣で奪ってオリベイラ&永井のスピードを活かしたロングカウンターの方が、ビッグチャンスを多く生み出していたような印象がある。FC東京の現在の3トップが、永井が離脱中であるがゆえの一時的なシステムなのか、それとも永井が復帰しても同じ形で行くのかは分からないが、4-4-2に戻ることを求める声なども上がり始めているようで、先方はまだまだ手探りなのだろう。

 ただ、今のところそれほどしっくり来ていないくても、蔚山現代FC戦、パース・グローリー戦と、東京は1点づつは奪っている。レアンドロのそれぞれアシストと得点によるものであり、そのあたりはスペースがないところでも違いを出せるレアンドロの存在が効いている。清水も、90分完全に封じるのは、難しいかもしれない。

 それと、もう一つ痛感するのは、FC東京や、先日の川崎など、どちらも今季から4-3-3を取り入れ、まだ手探り段階のはずなのに、それでも大崩れはしないということである。パース・グローリーは整備された良いチームだったが、東京は相手に決定的なシーンをほぼ作らせなかった。清水の方がチーム改革の振れ幅が大きいとはいえ、新戦術を大量失点の言い訳にすることは、もうこれ以上は許されない。

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