1:5で負けた川崎戦だけど、対戦相手が不運だったよね。初戦の相手が川崎とは、例えて言うなら、初めて路上教習するのに、いきなり高速道路でやらされたようなもんだからなぁ。もっと、与しやすそうな相手、そうだねえ、たとえば横浜FCとか、そのへんが良かった。まあ、横浜FCに4点くらいとられたら、もっとショックだっただろうけど(笑)。

 まあ、しかし、どんな背景があれ、同じカテゴリーの相手に1:5で負けて、それが不思議でも、あまり悔しくもないとは、我々の感覚もここ何年かでだいぶおかしくなったものだ。

 当然のことながら、新しいサッカーにチャレンジしてはいても、古くてダメな清水は、川崎戦でもしばしば顔を出した。特に、攻守の切り替えの遅さ。解説の鈴木隆行氏も言っていたけど、押し込んでいる状態の時は、相手ボールになった瞬間に、もっと激しく奪い返しにいかなければ駄目だろう。それこそが、川崎とかマリノスとか、攻撃的で強いチームのストロングポイントなのだから。もちろん、奪われたら素早く戻って陣形を整えることを優先するFC東京のようなチームもあるけど、今季の清水が目指すのはそのやり方じゃない。川崎戦を見ていると、相手に奪われると、奪い返しにいくわけでも、帰陣するでもなく、単に見てるだけみたいな、中途半端な場面が目に付いた。

 先日、当S研では、今のモフ清水の完成度は5割、いや3割くらいか、なんて書いたけど、川崎戦後、金子が「完成度はまだ2~3割」とコメントしていて、笑ってしまった。いやあ、これはやることは多いし、先は長いぞ。

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