先日、「岡崎慎選手 なぜ東京が貸してくれたのかは謎」という記事を書いた。ただ、その後、良く考えてみたら、岡崎が清水に期限付き移籍してきた理由は明白だなと気付いた。要するに、FC東京では控えなので、今年夏のオリンピックのために試合勘を保つためには、今年に限っては、確実にレギュラーとして出場できる清水に在籍することが得策だと判断したのだろう。FC東京としても貴重なバックアッパーを失うのは痛いはずだが、五輪の晴れ舞台で活躍させてあげたいという親心から、「今年は清水で頑張ってこい」という話になったのではないだろうか。

 さて、五輪に向け個々のプレーヤーが生き残りを図る上でも、チームを成熟させる上でも、残り少ない重要な実戦の場であるU-23アジア選手権。清水サポにとっても、岡崎と立田への期待感から注視していた大会だったが、何と2連敗でグループステージ敗退が決定した。しかも、両方の試合とも、岡崎が失点に絡み、昨日の試合に至っては立田までそこに居合わせたということで、我々としては何ともモヤモヤしてしまう。

 清水が間もなく始動し、しかもかなり難しいサッカーに挑戦するということを考えれば、岡崎や立田が早く合流してくれることが望ましく、狭い清水目線で言えば、グループステージ敗退は好都合という面もある。しかし、五輪を目指す岡崎や立田のエネルギーをチームの力に変えるという意味では、両者とも傷心で帰国するかもしれず、どんな精神状態でチームに合流するのか、気がかりである。そもそも、五輪チームがこんな体たらくでは、森保監督の解任で選手選考もやり直しなんてこともあるかもしれないし、センターバックにオーバーエイジをという話になるかもしれないし、岡崎・立田にとっては気が気でないだろう。

 昨日の2失点目の場面、無理に攻めてミドルサードでボールを奪われ、岡崎がデュエルで負けて敵の独走を許し、そのままフィニッシュまで持って行かれてあえなく失点という、昨年清水で何度も見たような失点パターンだった。変な意味で、「岡崎が清水に馴染むのは早そうだな」なんて思ってしまった。パスセンスはセンターバックとは思えないほど素晴らしいんだけどねえ。

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