2019

 大熊清氏のスタッフ入り、ねえ。本人の資質云々以前に、なんだか、「船頭」が多くなり過ぎるような懸念も。まあ、今のところ役職すら明らかでないので(あるいは、今いる誰かがいなくなるのか?)、何とも言えないけれど。役職が決まる前に発表になったというのが、何やら社内権力闘争が絡んでいそうな気がしないでもない。

 さて、本日のお題は、「チームのコスパ」。Jリーグには、上位と下位の格差が小さいという特徴があるが、それにも関連して、もう一つ、お金と順位が必ずしも比例しないという傾向がある。

 それを検証するために、2018年の営業収益と、2019年のJ1、J2の順位を上のグラフにまとめてみた。もちろん、本来であれば2019年の営業収益を使うべきだが、まだ数字が出ていないし、まあ1年でそんなに変化はないだろうという前提に立っている。

 2018年の清水の営業収益は、J1で11番目で、J1平均の4,755を下回っていた。しかし、神戸という特殊なチームを除けば、ほぼJ1の平均くらいの経営規模だと理解していいだろう。だから、2019年の12位という順位は、だいたいそれに見合っているという見方も、できないわけではない。2019年には、名古屋や浦和のように、清水よりもコスパが悪かったチームもあった。

 しかし、2019年に我が軍を蹂躙した札幌、尻上がりに完成度を高めたセレッソ、相変わらずの安定感を示している広島などは、2018年の数字を見る限り、清水よりも経営規模が小さい。そして、大分のように清水の3分の1の予算でJ1に爪痕を残すチームもあれば、徳島のようにJ2で目を見張る攻撃サッカーを見せたチームもあった。当然、見習うべきはこれらの高コスパチームだろう。

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