11月30日、J1第33節は、恐れていたことが現実になった暗黒の土曜日となった。あらゆることが、清水にとって不都合な結果となった。

 清水自身は逆転負け。湘南が勝ち点3。松本は負け(最終節のモチベを維持してもらうためにも勝ち点を積んでくれた方がよかった)。鳥栖は敗戦(勝ってくれた方が、鳥栖の残留が確定して、最終節の必死さが薄れる期待があった)。浦和は貴重な勝ち点1を獲得し、事実上残留は決定。湘南は、最終節も勝ち点を獲得するだろう。それが1であろうと3であろうと、いずれにしても、清水は最終節に勝たなければいけなくなってしまった。そして、その大一番に、大怪我のヘナトを欠くことになる。

 しかし、清水がこんなことになったのは、すべて自分たちの責任である。湘南には湘南スタイルがあるが、清水には清水スタイルがないのである。窮地に追い込まれた時に、立ち返る場所がないのだ。一応、まだ順位表の上では湘南より上にいるが、もはやプレーオフ候補の筆頭になってしまったことを、認めざるをえない。

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