先日書いたように、コロンビアと戦ったU22日本代表が最近の清水の生き写しのようだったという話があった。それと同じように、一昨日のベネズエラ戦の日本フル代表も、清水っぽかったようだ。毎度おなじみ、杉山茂樹氏の「森保Jが救いなき大敗。際立っていた 中島翔哉、柴崎岳の問題点」の中にあった次のようなくだりは、完全に清水の話としか思えなかった。

 パスコースが少ないのにパスを回そうとする日本のサッカーは、ベネズエラに比べて汚く、強引に見えた。整理整頓の行き届かないグチャグチャなサッカーと化していた。相手ゴール前までボールを運ぶことができず、中盤で引っかかってしまう。奪われた瞬間、日本の陣形は大きく崩れているので、必然的に相手にはパスコースが多数生まれる。

 うーん、どう考えても、昨今の清水の話としか思えない。サッカーが壊れる時の現象って、代表でも、清水レベルでも、同じなんだね。変な意味で勉強になった。

 それにしても、森保氏が指揮していた時の広島は、しっかりと組織され、とても清水ごときが勝てる相手じゃないと思わされることが多かったけどねえ(2017年にはたまたま勝ったりもしたが)。現在、有識者の間では、森保氏の手腕への駄目出しが飛び交っていて、いつもは世論から浮いてしまう感のある杉山氏の毒舌が、今やメインストリームになった印象である。一体あの強い広島は何だったんだと、謎が深まる。

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