磐田戦におけるソッコの一発レッドについて、思うところを述べる。伏線は、ルヴァンカップ決勝の川崎VS札幌戦にあったと思う。あの試合、延長前半に、川崎の谷口が札幌のチャナの決定機を阻止して、VAR(ビデオアシスタントレフリー)で見直した結果、谷口への処分が一発レッドになった。あれがVARの恐ろしいところであり、サッカーではよく見れば決定機をファウルで阻止する場面などはそこそこあるものの、いちいちそれを全部退場にしていたらキリがないので、普通はイエローくらいでうやむやになってしまうものである。それが、VARでは、主審が改めてじっくりと映像を見るから、「決定機阻止で一発レッド」という判定に、どうしてもなりやすいのだ。

 それで、J1でのVAR導入は来季からということになったので、本来は来季から気を付ければ済む問題である。ところが、ルヴァンの決勝トーナメントでVARが導入され、しかも決勝戦の勝負所で決定機阻止の一発レッドという重大な判定が下されたものだから、その厳しさがすでにJ1リーグ戦でもデフォルトになりつつあると思うのである。つまり、主審たちは、「この場面を改めてスローで見たら、決定機阻止で一発レッドだろうな」といったイメージで笛を吹くようになったと思うのである。現に、第30節では、清水のソッコだけでなく、名古屋の吉田豊も決定機阻止で一発レッドを食らっている。つまり、選手たちは、「もうVARは実質的に始まっている」と意識しておかないと、またソッコと同じ過ちを繰り返しかねないということである。

 ちなみに、小耳に挟んだところによると、清水VS磐田戦では、VARの運用テストをしていたようであり、佐藤隆治主審は、今回映像を見返さないまでも、くだんの場面が映像室でじっくりと検証再生されているというイメージを抱き、そうしたこともあってより毅然とした笛を吹いたという可能性はあるかもしれない。

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