天皇杯鳥栖戦、カップ戦だから、勝ち上がったという結果がすべてとおっしゃる方もおられるだろう。所長だって、喜んでいる皆さんの気分を害するようなことは、あまり言いたくない。しかし、自分が応援しているチームながら、ホント、こいつらのサッカー、大嫌いだ。別に、華麗な妙技で勝ってくれとは言ってない。1点リードしている状況で、相手が圧力をかけてきて、ある程度受けに回るのは、仕方がないだろう。

 しかし、周囲5メートルくらい、敵が一人もおらず、プレッシャーが一切かかっていない場面でも、トラップしてボールを保持したりせず、全部クリアに逃げるのは何故なのか? 相手が1人退場になって、余裕をもってボールを回せるはずなのに、それでもなおドウグラス目がけてロングボールを蹴ることしかできないのは、何故なのか? 試合終盤、なるべく相手にボールを渡したくない状況で、GKがゴールキックを誰もいないところに蹴り、律儀に相手にボールを返し続けるのは何故なのか?

 繰り返すが、華麗な妙技を見せてくれなどということは、まったく言っていない。堅守速攻で、リードしたらブロック守備ということ自体は構わない。しかし、それにしても、ボールを奪ったら、なるべく自分たちでボールを持って、時間を使った方が、合理的に逃げ切れるのである。増してや、今回の鳥栖のようにあまり迫力がなく、しかも1人退場になった相手には。

 ここ何年かで清水に染み付いた「蹴り癖」、今後長くこのクラブを蝕み続けることになるだろう。

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