379

 10勝・5分・13敗で、勝ち点35。J1の中堅チームとしてはまあまあ普通の数字だし、特に篠田監督に代わってからは2つ勝ち越している。だから、本来そんなに悲観すべきではないのかもしれないけれど、どうも心が晴れないし、降格の恐怖も薄れない。

 その最大の原因は、負け試合の「負け方の悪さ」にあると言えるかもしれない。敗戦の大半が大量点を奪われての大敗だし、浦和戦は1点差だったが、試合運びが不味く、崩れ方が脆すぎた。今季、13回負けた試合を思い起こしてみると、どの試合も「負けるべくして負けた」という印象が強い。1つ負けるたびに、絶望的な気持ちになり、1敗で2敗分くらいのダメージを味わうから、それで実際の勝敗数以上に不安感が大きくなってしまうのだと思う。

 現時点で、入れ替え戦に回る16位とは、勝ち点4差。他にも低迷しているチームは数多くあり、清水が大崩れさえしなければ、逃げ切れると思うのだが。しかし、そうした中で、FWに怪我や体調の不安がまた出始め、その「大崩れ」が起きてもおかしくないような予兆が漂っている。

 あと一歩なんだけど。積み上げるべき勝ち点は。もどかしい。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村