所長は、プロのサッカー選手は呼び捨てにさせてもらっているが、育成年代の選手は「君」付けで呼んでいる。だから、川本梨誉君ということになるわけだが、彼はもうすぐ「君」がとれるのかもしれない。

 そもそも、先日の名古屋戦で川本君がベンチ入りした時には、「テセも滝もおらず、アタッカーの人繰りが厳しいな。ユースの選手入れて人数合わせか」と感じたものだった。むろん、川本君はすでにルヴァンでの出場は果たしており、その時の直線的なプレー振りは印象に残っているが、リーグ戦に実際に出場するところまではイメージできなかった。

 しかし、リーグ戦と同等のベストメンバーで臨んだ今回の天皇杯ラウンド16でも、川本君は再びベンチ入りした。ベンチ入りしただけじゃなく、74分に河井に代わって出場した。出場しただけじゃなく、結構攻撃のアクセントになった。アクセントになっただけじゃなく、アディショナルタイムの同点弾をお膳立てしてみせた。数合わせどころか、もはや立派な「戦力」ということだろう。

 考えてみれば、川本君は久保建英と同い年ということだろうし、世界的にはこの年齢でトップレベルでやることは珍しくもなんともない。2018年入団組が今一つ伸び悩んでいるだけに、川本君は物怖じせずに、一気に先輩たちを抜き去るような野心を持ってほしいものである。

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