振り返りたくもない札幌戦の振り返りを続けるが、実を言うと、札幌の選手たちがウォーミングアップに出てきた時点で、所長はちょっとビビっていたのだった。

 「ん? デカいな、こいつら。」

 清水の選手たちに比べると、札幌の選手たちは、身長も筋肉量も、一回り大きい印象を受けたのである。実際、試合が始まってみると、この日の今村主審が接触プレーに寛容だったこともあって(所長はその方向性は支持する)、清水側が札幌に当たり負けするシーンが目立った。そもそも、あれだけ先方に好き放題にカウンターを許した原因は、ジェイと武蔵にあまりにも簡単にポストプレーをさせてしまったことにあったわけだし。

 清水も、昨年の一時期は、イレブンのうち8人くらいが180cm超えというような時期もあった。しかし、最近また、小兵に偏重してきた印象がある。「清水らしさ」という時、我々は小柄なテクニシャン・タイプを揃えることをイメージしがちだが、今回の札幌戦でも明らかになったように、フィジカルで負けていたら、そもそもテクを発揮する余地もないのである。札幌のように、大柄な選手の中に小兵チャナティップが1人いて動き回るというのは有効だが、小兵を並べるのは駄目だ。

 フィジカルで劣っているなら劣っているで、数的優位を保つとか、危ない場面ではファウルで止めるとかしなければならないわけだが、札幌戦ではそれもできなかったからこそ、記録的な大敗に繋がった。この試合では、札幌のイエローが3枚だったのに対し、清水のイエローはゼロ。あれだけ相手に攻められながら、イエローがゼロだったということは、いかに無抵抗なままやられ放題だったかという証左であり、「ボクたちはクリーンでした」などと誇れることではまったくない。

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