湘南ベルマーレの曹貴裁監督がパワハラ問題で退任濃厚という報道には驚いた。一般的には湘南は名将に率いられた好チームという印象を持たれているし、当S研でも湘南イムズを称賛するエントリーを書いたこともある。

 しかし、聞くところによると、チョウ監督のパワハラというのは湘南関係者にとっては有名な話らしく、「むしろ、最近はわりと穏便になってきたのに、なぜ今になって表面化したのか?」なんて指摘する声もある。

 まあ、チョウ監督みたいな熱血指導と、パワハラは、紙一重みたいなところがある。むろん、暴力を振るったりしたら論外だが、怠慢プレーを厳しく叱責するとか、やる気のないスタッフに思いっ切り駄目出しするとか、そういうのはグレーゾーンだ。報道によれば、湘南の選手やスタッフの一部は、かなり精神的に追い込まれ、退団・退社を余儀なくされた人もいたみたいだったから、チョウ監督が超えてはいけない一線を超えてしまったことは間違いないのだろう。

 2012年就任のチョウ監督は(当時は左伴繁雄氏が湘南の専務理事だったわけだが)、たぶんJで一番在任歴が長い監督だろう。まだまだ長期政権が続くような雰囲気だったが、こんな形で終止符が打たれるとは思わなかった。

 しかし、J各クラブのサポたちなら、「多少のパワハラは大目に見るから、チョウ監督にうちのチームを強くしてほしい」と思う人が多いだろうね。それは、かつて戸塚ヨットスクールが、過酷なスパルタ教育であることは百も承知で、親たちが自分の子供を同スクールに入れたがった構図と似ている。

 所長だって、ここ数年の清水の球際の弱さ、闘争心の低さ、走力の欠如などを見せられた時には、「チョウ監督のような人にしごいてほしい」と思ったものだった。選手諸君は、スパルタ監督が嫌だったら、自分で努力してほしいものである。

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