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 以前書いたとおり、昨年の2018シーズン、清水はPKで6得点を挙げ、これはリーグ最多の数字だった。

 実は、今季もPKで得点を稼いでいる。上の図はこちらから拝借したものだが、一番左の濃い朱色がPKによる得点であり、清水のPK3点は浦和と並んで今のところリーグ最多となっている。

 なぜ、2018年、2019年と、清水はPKに恵まれているのか? それは言うまでもなく、ドウグラスのPKを獲得する技の賜物である。本当に上手いと思う。もはや名人芸の域だ。昨年の鳥栖戦のようにDFとの競り合いで体を入れて相手に倒させるのも上手いし、今年の大分戦、松本戦のようにGKとの駆け引きで接触を誘うのも上手い。

 だが、このところ、ドウグラス絡みで、審判のジャッジがクローズアップされる事態が続いている。松本戦のPK判定は妥当だったのか、横浜戦ではドウグラスに2枚目のイエローが出るべきではなかったかという論争だ。

 おそらく、Jの審判団は今後、ドウグラスを「要注意人物」と見て、彼のプレーについてはより厳しく判定してくるのではないかと思う。そうなった場合でも、勝ち点を獲得できるようなたくましさをチームとして身につけていかなければならない。

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