それにしても、今季の清水は、つくづく変なチームだと思う。ちなみに、監督が代わっても、その「変」なところは、継続している。

 一般的に、サッカーでは、先制をしたチームが勝つ確率がざっくり7割くらい、引き分ける確率が2割くらい、負ける確率が1割くらいと言われる。ところが、今季リーグ戦の清水は、まったくその常識に当てはまらないのである。

 まず、清水が先制した試合が6試合あったが、その結果は2勝・2分・2敗。これは、ほとんどありえない数字である。

 逆に、清水が敵に先制を許した試合が9試合あったが、その結果は2勝・2分・5敗。さすがに負けが多くなってはいるが、逆転勝利も2度あり、先制点をとられてもまだ期待は持てるという傾向になっている。

 なお、どちらも先制しない試合、すなわちスコアレスドローは、今季はまだ一度もない。はっきり言って、これもかなり珍しいだろう。

 ちなみに、篠田監督に代わってからの4試合で、清水は3度までも敵に先制点を許している。これ自体は、大問題と言っていい。しかし、その3試合の結果が、2勝1分なのである。まったくつかみどころのないチームだと言わざるをえない。

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