今季開幕前、当S研ではマリノスにつき、「横浜は、チームとして負のスパイラルの途上にあるとしか思えず、降格危機に巻き込まれるのでは」との見通しを示した。ところが、現実には、現在のところ横浜は、8勝3敗3分で堂々3位につけている。ビリサポの分際で、横浜さんに失礼な予測をしてしまったことを、まずは素直にお詫び申し上げたい。

 ただし、ちょっと釈明しておきたい。今季所長は、横浜の試合を1試合しか観ていない。磐田相手に4:0で圧勝した試合だ。だから、わずかその1試合だけの感想なのだけど、ポステコグルー監督の哲学が結実して今の横浜の躍進があるとは、とても思えなかった。むしろ、外国人、とりわけマルコス・ジュニオールが大当たりして、それによってチームが変わっただけではないかというのが、偽らざる印象である。

 ポステコグルー監督は、Jリーグにマンチェスター・シティ流のポジショナルプレー、ハイライン、「偽サイドバック」などを持ち込んだ革新的な戦術の持ち主というイメージが一般的である。しかし、ある人に言わせれば、しょせんそれは「シティの劣化コピー」にすぎず、完成度は相当低いようだ。実際、昨シーズンの横浜の試合を思い出してみても、あのやり方を継続して、上位争いをするなどとは、とても想像できなかった。その意味で、所長は今でも、今シーズン開幕前の横浜についての予想が的外れだったとは思わない。

 昨シーズンと今シーズンの横浜の違いは、外国人の当たり外れだけではないのだろうか。マルコス・ジュニオールという、一人でなんでもやってしまう、清水の歴史で言えばオリバみたいなスーパーな助っ人が加わったことで、横浜というチームの手詰まりが一気に解消されたのだろう。そして、元々、横浜には一定のタレントが揃っていたわけだから、マルコス・ジュニオールの作り出すリズムに突き動かされるように、周りも生き生きとプレーし始めたと、そんなところではないかというのが、所長の見立てである。その意味では、昨シーズン途中に清水にドウグラスが加わって、急に勝てるチームになったのとも、一脈通じる。

 色々書いたが、結果として、横浜が非常に攻撃力溢れる恐ろしい敵になってしまったということに、変わりはない。何とか失点を最小限に抑え、勝ち点を拾いたいものである。

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