日頃、評論家の先生方の予想外しを揶揄している当S研だが、Jリーグの予想が難しいのは事実である。外国人助っ人が爆発したりすると、それだけで順位が一気に上がったりするので。増してや、リーグ戦開幕前日に、「ドウグラス、中国へ移籍か?」なんて情報が出た日にゃあ、正しい順位を予想するなんてのは、まったく不可能である。

 当S研が、2019年清水のJ1優勝という目標を掲げさせていただいたのは、ひとえに、ドウグラス&北川の最強2トップが得点を荒稼ぎしてくれるはずだ、という前提に立っていた。そのドウグラスに、開幕前に不整脈の症状が出たことだけでも大誤算だったが、あろうことか、本当に中国に移籍なんてことになったら、すべての前提が狂ってくる。ドウグラスがいる・いないで、シーズンの総得点は10~15点くらい、勝ち点は8~10くらいは違ってくるのではないだろうか。

 ただ、こういう移籍情報っていうのは、表に出たら、かなりの確率で現実のものになるもんだ。ドウグラス本人も、中国のオファーが1.5倍くらいの報酬だったら愛着があり環境も良い清水を選んでくれると思うが、中国側の条件が2倍、3倍とかだと、さすがにプロとしてそちらを選ばざるをえないかもしれない。

 その場合は、辛いところではあるが、我々も覚悟を決めなければならないかもしれない。社長の話によると、昨年は財務よりも順位を選んだ一年だったが、今年は(むろん順位にはこだわりつつも)財務改善の一年らしいので、全治不明のドウグラスが高値で売れたことは良しとして、今年はある程度の順位で我慢するか。あるいは、ドウグラス資金の半分くらいを使って、早急に代役を探すか。むろん、ドウグラスが早く良くなって清水でプレーしてくれることがベストだが、それがかなわなかった場合、次善の策を誤るようなことがあってはならない。

 なお、万が一ドウグラスを中国にとられてしまったとしても、乗りかかった船なので、2019年J1リーグ優勝という当S研の目標はそのままとさせていただく。

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