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 サッカーには色んなデータがあるが、「ハイプレス指数」なんてものは初めて聞いた。こちらのサイトに、2018年のJ1各チームのハイプレス指数と、清水の試合ごとの推移の数字が出ている。

 この図の見方は、まず横軸が、ハイプレス指数を表していて、この指数が大きいほど、ハイプレスをよく発動したということのようである。J1全体の中でヨンソン清水はFC東京に次ぐ2位ということになっている。前で引っ掛けてショートカウンターというのが2018年の清水の十八番だったとはいえ、正直言えば、ハイプレスがリーグ2位だというのは意外だった。

 一方、縦軸は、ハイプレスの守備成功率を表していて、これはハイプレス後5秒以内に相手の攻撃がシュートまで至ることなく終了した割合を示すのだという。これを見ると、一番上にいるのは川崎であり、ハイプレスの頻度ではなく精度が優れていることを物語っている。

 皆さん、川崎は遅攻というイメージがあるかもしれないけど、2018年のゴールシーン集を見れば分かる通り、意外にあのチームもショートカウンターの得点が多い。前から上手くはめて、相手の致命的なミスを誘発することが多いのだ。まあ、押し込んでいる時間が長いので、敵陣でボールを失っても、すぐに切り替えて、奪い返して即ゴールということが結構あるのだ。それに対し、ヨンソン清水のハイプレスは、「数打ちゃ当たる」型と言えようか。

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