一昨日、昨日とご紹介した評論家リーグ。ちょっと角度を変えて、18人の先生方が、各チームで獲得したポイント(ここでは便宜的に表ポイントだけ)を合計すると、その合計数が多いチームほど事前の予想どおりの順当な結果で、逆にそれが大幅なマイナスなら期待を裏切る順位だった、ということになる。

 たとえば、18人の先生方が、長崎についての予想で獲得したポイント(表ポイントのみ)を合計すると、57であり、これは全チームの中で最多である。これは、多くの評論家が「長崎は最下位だろう」と予想し、実際にも最下位に沈んでしまったという意味で、「悪い順当」。逆に、川崎の同ポイントが56、鹿島が49、浦和が43となっているのは、多くの識者が「順位が上だろう」と予想し、実際にも上だったという「良い順当」である。

 一方、最大のマイナスになったのは、柏の-138だった。これは明らかに「悪い裏切り」である。磐田の-115、名古屋の-25も然り。

 そうした中、広島の-131、札幌の-112、清水の-70などは、完全に「良い」裏切りである。この3チームは、いずれも、全評論家の順位予想をすべて大きく上回る順位でフィニッシュしている。だからこそ、評論家連中のポイントがことごとくマイナスになったのである。

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