去年の今頃は、「この世にサッカーなんてなければいいのに。Jリーグ氏ね」とか思っていたものだった。ていうか、今年だって、つい1~2節前までは、降格の恐怖に怯えていたのだ。それが、3位まで勝ち点3差とか、ACLも現実味とか、ずいぶんと劇的に境遇が変わったものだ。まあ、冷静に考えてみれば、うちはまだ五分の星にすぎないのだけど、今季の終盤の風景が、ここ数年と全然違うものになってきたことは事実である。もうあと4試合しかないのか、今が開幕だったらどんなに良いシーズンになっただろうか、せめて天皇杯かルヴァンのどちらか勝ち残っていたら・・・とか、色々思ってしまう。

 今回の広島戦、こう言うと上から目線のようになってしまい先方に失礼かもしれないが、さすがは曲がりなりにも2位のチームで、磐田戦とは違い、終始うちが好きにやらせてもらえたわけではなかった。しかし、少ないチャンスを確実に決め、当たり前のように勝ってしまった。チームに勢いがある時というのは、こういうものなのだろう。

 まあね、正直言って、今のうちに、ACLを戦う体力があるとは思えず、万が一来期ACL出場などということになったら、柏さんコースの危険もある気がする。ともあれ、急に新しい景色が目の前に開けて、所長も嬉しい戸惑いを覚えている。

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