清水が久し振りに勝利し、降格圏転落を回避したということで、もう今シーズンこのまま終わってもらっても結構というか、もっと言えば世界がこのまま終わってもいいという感じすらする。しかし、現実にはシーズンは続いて行き、もう土曜日にはホーム柏戦が控えている。清水の場合、ホームがアレなので、この安堵感は3日ほどしか続かない公算が大である。あ~あ、せめて1週間くらいは余韻に浸りたかったな。過密日程を強いたワールドカップの馬鹿。

 普通であれば、名古屋戦で吹っ切れた、さあホームでも暴れろと言いたいところなのだが、何しろ名古屋戦は「大スランプ同士が対戦してより深刻な名古屋が負けた」という試合だったから、清水が復調したとはとても言えない。何しろ、清水の選手が前を向き放題なんて、滅多にあることじゃない。それでも、清水はミスを繰り返していたのだから、水曜に当たっていたのが名古屋以外のチームだったら、また苦杯をなめていた可能性が高い。もちろん、北川の先取点はスカウティングが活きたシーンだったし、石毛が裏に飛び出そうとした場面などには工夫も見られたが、狙っていたはずのサイド攻撃が左右両方でことごとく失敗に終わるなど、まだまだ精度が低すぎる。名古屋戦に向けては遅攻の練習を重ねていたらしいが、65分くらいに、清水がアタッキングサードでパスを回していたはずなのに、敵を追い詰めるのではなくなぜか徐々に追い詰められ(!)、しまいにはボールを失ってカウンターを浴びた場面などでは、見ていて発狂しそうになった。

 ただ、内容が悪くても、得点や勝利がきっかけになって、内容も良くなるということはある。今後の戦いに向けて、慢心は禁物だが、「良い意味での勘違い」はあってもいいのかもしれない。

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