ヨンソン監督のコメント振りに反して、今季の清水が序盤上手く行っていたのは、割り切ったロングボール主体のボール運びをしていたからであり、丁寧に繋ぐビルドアップができていたわけではない。それでも、今回の横浜戦あたりになると、アバウトなロングボールを蹴ったりクリアでボールを捨てたりせずに、きちんと繋ごうという意識が強くなってきたように感じた。その方向性自体は正しいと思うが、横浜戦では自分たちのターンがパスミスによって途切れ、さらにそこから危険なカウンターを浴びるシーンが目立った。今季の清水は守備力は多少向上したとはいえ、安定しているのはブロックを作って構えた時であり、変な取られ方をして戻りながらディフェンスをするようなシーンではだいぶバタついてしまう。ルーズボールに競りにいかないとか、カウンターを浴びたら早目にファウルででも止めるということができないとか、まるで去年のデジャヴを見ているような錯覚を覚えた。

 まあね、近年の清水は、そこそこ勝てた2016年のJ2時代ですらボール保持率が50%ちょいくらいしかなく、2017年に至ってはJ1最下位のボール保持率だったわけだから、自分たちで主導権をもってボールを保持する・繋ぐというベースが、ほぼない状態なのであろう。まあ、そうした本質的な部分の改善は、ワールドカップ中断期間中の集中トレーニングに賭けるしかないな。それまでは、だましだましだ。

よかったらクリックお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ
にほんブログ村