昨日、清水のスローインに関する駄目出しをし、そのような問題提起をした以上、印象論で語っては駄目で、しっかり検証してみようと思って、清水のスローインに注目しながら、仙台戦を全部観直してみた。

 ただ、いつも文句を言っているように、DAZNの放送は本当にボールに集中してくれない。放送の姿勢として、「スローインはどうでもいい場面だから、スローインの時間を利用して、リプレーや監督の表情やサポの様子に画面を切り替えよう」くらいに思っているのだろう。サッカーの本質を取り違えた、お粗末な放送姿勢だと言わざるをえない。そんなわけで、すべてのスローインの成否を確認できたわけではない。統計によれば、この仙台戦で清水には26回のスローイン機会があったとされているが、そのうち所長がどうにかチェックできたのは20回だけだった。なお、今回、スローインの成否を評価するにあたって、基準としたのは、スローインを投げてから2~3プレー後くらいに、清水がきちんとボールを保持できていたか?という点である。昨日書いたように、確かにファーストタッチは清水の選手がしたけれど、相手に密着マークされていてすぐに奪われました、なんていうのは、失敗としてカウントする。

 結論を言えば、この基準を当てはめると、仙台戦での清水のスローインは、9回が成功、11回が失敗だった(「お前のさじ加減だろ」というツッコミが聞こえてきそうだが。笑)。つまり、半分以上のスローイン機会で、すぐに相手ボールになってしまっていたということである。こんなことをしていて、ポゼションが高まるはずはない。

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