開始9分のラッキーパンチ1発だけでは、辛いわな。いや、あんな素晴らしいゴールをラッキーパンチなんて呼んでは失礼かもしれないけど、滅多に決まるプレーではないし、本人も「ラッキーな」とコメントしてるくらいだからね。それ以降、やはり金子だったか、ペナ内で合わせそこなったチャンスがあったけど、決定機と呼べるのはそのくらいで、時間が経つにつれ劣勢になっていった試合だった。1:1のドローに終わったとはいえ、互角だったという感覚はまったくなく、むしろ勝ち点1でもとれてよかったというのが、偽らざる心境である。

 それもこれも、ヨンソン清水が、今のところまだ「繋ぎ」の部分で未完成だからだろう。仙台は自分たちのやり方が成熟したチームなので、ボールの運び方や相手守備の崩し方などが確立されている(ただ、それだけに、ちょっと、まだるっこしい感じのサッカーであることも事実だが)。それに対し、今の清水はそのあたりがまだ手探りで、スムーズさを欠いている。そういった「繋ぎ」の部分で、仙台に質の差を見せ付けられたというのが、この試合の総評である。

 しばらく試合がなく、ネタを小出しにしたいので、今日のところは以上。

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