開幕前の練習試合を眺めた時には、セットプレーの守備をゾーンでやっているように見えた。しかし、鹿島戦では、マンツーマンに変わっていたようだった。短い期間で、方針転換したのだろうか? このあたりも、特定の方式にこだわるのではなく、自分たちの現状に合わせてやり方を柔軟に変えていくヨンソン流なのかもしれない。

 ただ、そのマンツーマン守備で、相手を捕まえ切れておらず、簡単にシュートを許していたりしたのは、勘弁してほしかったけどなあ。そもそも、後半、相手に多くのコーナーを与えすぎだったし。

 最新の後援会の会報にヨンソン監督のインタビューが載っていたけど、驚くほど無内容だった。4バックなのか3バックなのか、後ろから繋ぐのか蹴るのか、ゾーンなのかマンツーなのか、もっと監督の根本的なサッカー哲学を語ってほしかったのだけど、そういう具体論がまったく出ていなかった。ただし、ヨンソン監督自身、固定的な戦術の信奉者というよりは、柔軟対応派だと思うので、そういうカラーが出たのかもしれない。また、他チームに手の内を明かしたくないという監督または編集側の意図があったのかもしれない。

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