確かに、ジェイは現在のJの中では(駄洒落じゃないよ)屈指の外国人ストライカーであり、目下好調でもある。しかし、もう3年くらい彼のプレーを見ているが、今回の清水VS札幌戦ほど、ジェイがノープレッシャーで伸び伸びとプレーをしていたのを見た記憶がない。

 土曜日の試合では、主に犬飼がジェイの対応に当たっていたはずだが、どうも「クリーンに競って、競り勝とう」などという勘違いをしていたのではないかという気がする。ディフェンダーの仕事は、競り勝てないまでも、相手に詰めたり体をぶつけたりして、少しでも敵の自由を奪うことだろう。もっと言えば、審判にバレない程度に、ヒジでも頭突きでも蹴りでも何でも駆使して、敵にダメージやストレスを与えることが、ディフェンダーの仕事ではないのか。札幌戦で清水のディフェンスは、「ジェイにある程度ポストプレーをされることはやむをえないから、そこからの落としやセカンドボールを拾おう」と意識して臨んだのかもしれないが、セカンドボールに意識が行きすぎて、肝心のジェイのポストプレーを少しでも邪魔する、彼のペースを乱すということが全然できていなかった。

 これは八つ当たりになってしまうかもしれないが、試合中の犬飼の表情に疑問を覚えた。ジェイと競り合った後、彼と笑顔で言葉を掛け合い、仲良くタッチを交わしていた。古い話になってしまうが、中山雅史と秋田豊が試合中にバチバチやりあって、そのあとすぐに仲良く笑顔で言葉を交わすようなことが、あっただろうか? もう一つ古い話をすると、柔道の小川直也がプロレスに転向した際に、「言葉は悪いが、相手を殺すつもりでやる」といった発言をしていたと記憶する。むろんラフプレーをしろという意味ではなく、生き残るためにはそのくらいの闘争心が必要なのではないのか?

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