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 九州のJリーグ地図というのは、なかなか興味深いものだと思う。第1に、ほぼすべてのチームが、経営危機を経験したことがある。第2に、都道府県や市町村の格というものが、必ずしもチームの優劣に直結していない。九州においては、福岡県、とりわけ福岡市が圧倒的な中心のはずで、たぶん佐賀県なんかは足元にも及ばない存在であるはずなのに、サッカーにおいてはその佐賀県のローカルタウンにすぎない鳥栖が福岡を圧倒している。今のところ、九州では、ホームタウンのポテンシャルよりも、有力スポンサーの有無で力関係が決まっている印象が強い。

 そして、今般のV・ファーレン長崎のJ1昇格決定により、今後の九州のJリーグ勢力図がどうなっていくのか、ますます分からなくなってきた。まあ、確かに今季の長崎には安定感や勢いはあったけど、はっきり言って、今のままではJ1で通用するとはとても思えない。ただ、早くも国見OBの徳永や渡邉千真を獲るなんて話もチラホラ出てるし、編成次第ではさらに強くなる可能性もあるかもしれない。

 これまでは、「経営の苦しい地方クラブ」というイメージがあったので、全国のサッカーファンがV・ファーレンを見る目はわりと同情的だった。高田社長のキャラも、今のところは好意的な話題となっている。しかし、もし仮にジャパネットマネーで大型補強を敢行するようなら、Jリーグ各クラブサポからの風当たりは強まるかもしれない。ていうか、所長個人としては、ジャパネットという会社はそんなに革新的なビジネスモデルでもなく、要は話術の上手い社長のいたテレビショッピングにすぎないわけで、サッカークラブを丸抱えできるような余裕がいつまで続くのか…という疑問を抱いてしまうが。

 それにしても、澤田は熊本、長崎では活躍できるのに、清水では輝いた瞬間というのを、ほとんど見れなかったなあ。

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