くるくるパーDAZNに加入した皆さんはご存知のとおり、DAZNではプロ野球の横浜ベイスターズ、広島カープのホームゲームをすべて生中継している。なので、今年は、観るとはなしに、ふとTVをつけて、横浜ベイの試合を眺めることが多かった。

 昨今の広島カープの盛り上がりは周知のとおりだが、実は横浜ベイもDeNAになってから、ものすごく良い雰囲気だ。ホームタウン、スタジアムの盛り上がりと、セリーグで2年連続Aクラス入りしてCS進出を遂げている戦績は、無縁ではないだろう。

 DeNAの試合をTVで観ていると、とにかくチームと観客の一体感がすごい。ファンがチームを愛し、チームもファンを愛しているということが、ひしひしと伝わってくる。数年前まで、お荷物球団と見られていたことが、信じられないくらいだ。

 他方、最近のセリーグでダメダメチームと言えば、中日ドラゴンズだろう。まあ、あのチームは数年前までは、成績面だけを見れば「黄金時代」と言ってもよかったのだが、当時からファンサービスを二の次にして「勝てば自ずとファンがついてくる」という勝利至上主義が顕著であり、結果がついてこなくなったとたんに、チームとファンの間にすきま風が吹いてきたという感じだ。そうなってみると、やたらグランドが広い名古屋ドームは、無味乾燥な箱物のように思えてくる。象徴的なのは、昨今のプロ野球の球場では当たり前になりつつあるエキサイティングシート(かぶりつき席)が、名古屋ドームには設置されていないことであろう。横浜スタジアムではグランドと観客席の垣根がないように感じるのに対し、名古屋ドームは両者が隔絶されているような。ドラゴンズも、エキサイティングシートと、ホームランテラスの設置を検討した方がいいんじゃないかなあ。

 まあ、サッカーとは関係ない、プロ野球談義になっちゃったけど、何が言いたいかと言うと、プロ野球にしてもJリーグにしても、経営の創意工夫で雰囲気が一変するし、チームの成績だってそれに大きく左右される、ということだ。ここ何年か、清水は忍従の時を過ごしているが、我々の地域およびクラブのポテンシャルはこんなもんじゃないはずだ。何としても、今季の苦難を乗り越えて、未来へと繋げていこう。

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