エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2022年05月

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 平岡さんは、2020年、2021年と、2年連続で清水の監督に途中就任し、そしてどちらの年も残留(またはそれ相当の順位)を成し遂げた。ただ、今季最初から指揮を委ねることについては、「野球でも、先発投手とリリーフ投手の適正は違う」といった声もあり、賛否が分かれていた。

 今思えば、野球の先発とリリーフの例えは、不適切だったかもしれない。むしろ、建築家とリフォーム業者の違いと言った方が適切だった気がしてきた。サッカーのチームを、シーズン前からキャンプを張って一から作り上げるのと、途中から指揮を執るのとでは、そのくらいの違いがあるのだろう。

 過去2年で、平岡さんがリフォーム業者として超優秀なことは、証明済みだった。すでに土台があるチームで、ちょっとアレンジを加えたり、目先を変えたり、気合を注入したりして、手っ取り早くチームを勝たせる能力には長けているのだろう。だが、図面も何もないところから、一からJ1仕様のチームを作りなさいと言われると、行き詰ってしまう。そんな指導者だったのかもしれない。

 でも、しょうがないじゃないか。クラモフスキーも、ロティーナも、にっちもさっちも行かなくなって、そこから立て直したのが平岡さんだったのである。それだけの功労者を、昨オフにあっさり切って、新監督の招聘に動くなんてことは、仁義にもとることである。2年連続で(篠田さんも入れれば3年連続で)、残留の功労者をお払い箱にして、目新しい新監督の招聘に動いたりしたら、「このクラブ何なの?」ということになってしまう。新シーズンも平岡さんで行くと決めたことは、昨オフの状況では、妥当だったと思う。

 「愛は地球を救う」なんて言うが、平岡さんの清水愛だけではクラブは救えなかったな。それにしても、このクラブは監督の墓場か?

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 それにしても平岡清水は相手を引き立てるねえ。名古屋には試合終了間際の劇的ゴールで歓喜を味わわせ、FC東京には敵将に「今季のベストゲーム」と言わしめ、そして柏にも快勝をプレゼントか。

 もう答えは出たのかもしれんな。ただ単に弱くて負けているだけじゃなく、チームがバラバラで、どういうサッカーをやろうとしているのかも見失っている状態。過去数年の経験に照らせば、このタイミングで大熊GMが動くところだろう。

 片山のゴールに見られたように、柏はそれなりに隙もあるチームだった。平岡清水に浮上の目は無いにしても、おそらく新監督の下で戦うはずの今後の戦いのためにも、せめてあと1点は欲しかったな。

 まあ、ただ、あれだけ単純な裏狙いは、チームのプレーモデルとは言えず、後半押し気味だったからと言って、この体制のままでいいという結論にはならないだろう。

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 個人的に、昨日は、穏やかな、良い一日だった。土曜日なのに、清水の試合がなかったから。でも、日曜日になり、試合の日が来てしまった。ああ、嫌だ嫌だ。

 にしても、本日の対戦相手の柏レイソル、開幕前は降格候補の筆頭みたいな位置付けだったのが、それを覆す戦いを続けており、目下J1で4位。ネルシーニョ監督の求心力が低下し、中心選手があらかたチームを去って、苦戦必至と思われていたのに、不思議なものである。

 柏というチームは、シーズンごとの波も大きいが、シーズン内の波も大きいのではないか。上に掲げたのが今季の戦績表だが、第7節までは5勝・1分・1敗だったものが、第8節以降は2勝・2分・4敗と、だいぶ怪しくなってきている。

 前節に6点とって大勝したのは、どう見ても、札幌の福森が早い時間に退場したことが影響した。もちろん、ツボにはまれば、それだけの攻撃力があるということではあるが、その前は3試合続けて無得点だったわけだし、手が付けられないほど手強いかというと、そこまででもないはずである。

 清水が早い時間に失点したりすると、前節の再現で、そのままズルズル失点を重ねることも考えられる。それはすなわち、平岡体制の終焉を意味するだろう。降格圏に沈み、恐らくは新監督の下で、中断期間を利用した立て直しを図ることになる。

 なお、柏側では、ドウグラスが長期離脱中で、中村慶太も最近の試合で名前がないので、恐らく故障なのであろう。相変わらず怪我が多いな。

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 どんなにチームの調子が出なくても、ネガティブなことは言わず、前向きな雰囲気を出すのがサポの務めなのかもしれないが、さすがに今の清水のチーム状況は辛い。前向きになれというのがムリな話である。

 個人的に、FC東京に0:3で敗れたのは、既視感があった。昨年、ロティーナ監督が解任された時も、FC東京に敗れ、引導を渡されたからである。もっとも、昨年は0:4と、もっと酷い大敗で、「これはもう駄目だ」と、より一層強く感じたものだったが。

 ただ、昨年は、FC東京に完敗してから、その3日後にもう札幌戦があり、そこから平岡後継監督が見事に立て直していったのだった。今回も、FC東京戦完敗の3日後にもう次の柏戦が来ることになっており、今回はまだ監督解任の一報は入っていないが、さてどうなるか。

 一方、一昨年のクラモフスキー体制が終焉を迎えたのが、まさに柏戦だった。その柏戦で、クラモフスキー清水はスコアレスドローに終わったが、その試合をもってピーターは退任となったわけである。今年の柏戦でも、何かが起こるのか。

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 チームが勝てず、モヤモヤが続くので、こんな時はオレンジウェーブに元気をもらいましょう。2022年5月21日名古屋戦でのハーフタイムショーです。

 ただ、バックスタンド住民としては、ウェーブさんたちがメインの方ばかり向いてパフォーマンスするのが、かなり不満。メインもバックも同じカネ払ってるんだが。


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 やっぱり今年も駄目だったか。いや、今年こそはと意気込んでいたのだけど、それでもやっぱり駄目だったか。

 気付けば、残留争いの見慣れた風景。あまりにもお馴染みの景色なので、逆に安心感すらある。やっぱり、オレたちの居場所は、ここだったんだなあ。

 FC東京は、だいたい想像したとおりの仕上がりだった。試合前半は、清水も良い場面も作れた。でも、何でなんだろう、清水の良い場面では得点ができず、逆に悪い場面ではコロっと失点する。調子の出ていなかったはずのFC東京が、後半になると、すっかり王者の風格すら見せた。

 絶望のあまり、試合の細かいこととか、まったく語る気になれない。例年だったら、「まだ5月」でいいかもしれない。しかし、去年の年間38試合と違って、今年は34試合しかなく、しかもW杯ゆえ前倒しのシーズンなので、「もう5月」なのである。清水の古式ゆかしい作法に則るのであれば、そろそろ指揮官は交代か。

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 本日はホームでリーグ戦のFC東京戦。今年、リーグ戦が水曜日にアイスタで開催されるのは、これが唯一。本来であれば、FC東京のサポも多く詰めかけ、1万5000くらいの動員を狙えそうなカードだが、平日開催で、さてどうなるか。

 今季、他のチームの試合をほとんど観れてないので、FC東京もダイジェストでチェックした程度で、良く分からん。リーグ戦の戦績は上表のとおりで、今のところ五分の星であり、中位に位置している。

 FC東京、ディエゴオリベイラ、アダイウトン、レアンドロ、永井といったアタッカーは健在で、その破壊力は相変わらず迫力十分。守備のタレントも揃っている。ただし、今季から、ポジショナルプレーで新潟を強くしたアルベル監督が指揮を執り、監督の志向するサッカーと現有戦力のキャラが合致しているのかは、良く分からない。

 健太時代のFC東京は、典型的な堅守速攻のチームだったはずで、スピードのある前線のタレントが効いていた。しかし、アルベル現監督はポゼションにこだわっているはずで、実際今季のFC東京はボール保持率の高い試合が増えたが、必ずしもボールを握った試合で勝てていない。

 つまり、FC東京は監督も選手も優秀だが、まだそれらががっちり噛み合って、着実に勝ち点を積んでいくようなチームにはなっていないということだろう。最近のFC東京の試合の様子を眺めても、清水が手も足も出ないということはないはずなので、ここらで一つ、ぜひ、勝利を。

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 まだ名古屋戦のショッキングな敗戦から立ち直れていない。

 ところで、こちらが伝えているように、アディショナルタイムの決勝ゴールを決めた名古屋の相馬が、問題のシーンについて、以下のように自己解説している。

 パスを受けてから『白崎選手の前に入れるぞ』→『味方にパスしようかな~シュート打とうかな~』→『DF下がってるからシュートしよう! 敵にぶつけたくないから少し遠いけど早めに打とう』→『ニアいけるな、このボール飛ぶし、とにかくインパクトだ』→『入った!!!』でした

 やっぱり、「DF下がってるから」というのが、問題だろう。ズルズル下がるだけで、悠然とシュートを見送った立田の責任は重そうだ。

 ただし、清水側全体として、そもそもあの場面であの位置から打ってくるという警戒感が、あまりにも希薄だったのではないか。GK権田の反応も、あまり褒められたものではなかった。こう言っちゃ何だが、敵GKのランゲラックだったら止めたような気がする。

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 時々お見せするこのグラフ。前回は第10節終了時点だったが、それから4試合を消化したので、また更新してみた。

 前回からの4試合で、5得点・5失点を記録し、得点と失点の比率は多少改善した。しかし、ここ4試合で無得点試合が2試合あり、得点力が向上したというよりも、湘南戦の4得点という荒稼ぎが効いているだけとも言える。まあ、そのおかげで、どうにか、1試合で1得点のペースに乗せた。

 こうやって見ると、今年の平岡エスパルスは、近年の途中解任監督に比べれば、失点は少ないんだけどね。何しろ、得点が、ね。

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 後半アディショナルタイムに失点するのは、今季のリーグ戦で3度目。そのすべてが勝ち点の喪失に繋がっており、これにより勝ち点4を失っている。またしても、勝負弱さを露呈した。

 最後の失点シーンは、全体に間延びしてしまったところで、相馬に間で受けられ、白崎の対応が間に合わなかったわけだが、何とか後ろからのファウルでもいいから、止められなかったか。それと、立田が詰めるでもなく、シュートブロックするでもなく、単にずるずる下がって相馬のミドルを傍観したのは、どうだったのか。

 と、クローズアップされるのはどうしても最後の失点になってしまうが、後半ほぼボールを支配し、同点までは持って行けたが、そこからもう一押しできなかったことが、敗因だったのではないか。押し込んでも、なかなか有効な攻撃ができないという問題は、解決されていない。

 どうも、後半途中で投入される選手が違いを作れず、逆にチームとして混乱したり失速することに繋がっているような。

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 本日はホームで名古屋戦。ルヴァンで2度やったので、早くも今季3度目の対戦。

 先方は水曜日のルヴァン徳島戦にアウェーながら勝利し、グループステージ突破を決めた。長谷川健太監督のことなので、カップ戦を重視し、水曜日に主力を投入して、疲弊した状態で清水に乗り込んでくれないかなと期待したが、そのあたりは上手くやったようで、徳島戦では適度にメンバーを落としながら、しっかりと2:0で勝ち切ったようである。なので、水曜日にカップ戦があったことは、本日の清水VS名古屋戦にはあまり影響が無く、強いて言えば、先方は勝ち上がって意気上がり、うちは下がっているということころか。

 今季の名古屋、戦い振りはうちと似たり寄ったりか。リーグ戦の戦績は上の表に見るとおり。清水とはルヴァンで2度戦ったが、どちらもロースコアの堅い試合だった。名古屋ホームでやった時はどちらかというと名古屋が優勢ながらスコアレスドロー、清水ホームでやった時は名古屋にはほとんど攻め手がなかったのだが不運なPKで名古屋がギリギリ勝利をものにした。

 お互い、攻撃が爆発しているという印象は無いし、やはり本日もロースコアの堅い試合になるのだろうか。


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 ネタもないので、当S研ブログとしては珍しく、得点ランキングをまとめてみた。J1の得点者ベスト10と、清水の全得点者を示している。

 やはり、上位争いをしているチームには、得点ランキングの上位選手が、それも複数いるものである。ただ、川崎は、ベスト10には一人も入っていない。3得点のストライカーが3人いるけどね。このあたりが、今季の川崎が爆発力を欠いている原因だろう。

 同点で1位なのが、京都のウタカ。清水戦で彼のプレーを間近に見たけれども、やはり上手いと感心した。守備はあまりせず、適当に休みながら体力を温存し、怠けているようで常に虎視眈々と裏を狙って、いったんボールが収まれば鋭いターンをしたり、味方を上手く使ったりと、とにかく抜け目がない。結局、彼は1シーズンしか清水にいなかったけれど、清水はせっかくあのようなタレントを発掘しながら、活かしきれなかった。清水とウタカ、もっと良い時間を過ごせたはずではなかったかと、今さらながら悔やまれる。

 そんでもって、現清水のプレーヤーたちに目を転じると、唯人が3点でトップ、サンタナと中山が2点で続き、後は1点ずつという状況だ。唯人は、ここまでで、5点くらいは欲しかったところだ。サンタナは出遅れたので、まあ仕方がないだろう。高橋大悟がシュート1本で1得点あげているのが草(もっと打てや)。神谷の得点はまだか?

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 今季のルヴァンの戦いは、昨日、最終節のホーム広島戦に勝利したけど、裏で名古屋が勝ったので、清水は敗退決定、か。なお、昨日の当S研ブログで、「清水が勝ち、名古屋が引き分け以下が、清水突破の条件」なんて書いちゃったけど、考えてみたら名古屋が引き分けでもダメで、負けてくれないと清水は突破できなかったんだね。失礼しました。

 今季のルヴァンで、広島、名古屋と同組になり、「こりゃ不利な組み合わせだな」と思った。しかし、後知恵で言えば、逆に楽な組だったと思う。広島は完成度が高い良いサッカーをやるが、その広島には結果的に2つ勝てたわけだし。一方、今季の名古屋は、まだ本調子ではない。清水が普通のパフォーマンスを見せれば、絶対に勝ち抜けられるはずのグループだった。それを逃してしまったのは、余りにも痛い。

 視点を変えると、J2ながらルヴァンに参戦した徳島は、1勝・1分・4敗であり、つまりは、清水からしか勝ち点をとれず、広島と名古屋には2敗ずつしているのである。まあ、昨年から清水は徳島を異様に苦手にしており、その延長上で今年も大苦戦した面もあったが、完全に徳島要因がこのグループの明暗を分けた。

 まあ、大会敗退を別にすれば、昨晩の勝利は、価値ある一勝だった。何と言っても、ホームで今季初勝利。また、今季、リーグ戦・カップ戦を通じて、試合終盤に価値あるゴールを奪い、それによって勝利をたぐりよせるような勝ち方は、初めてだった。リーグ戦で出番を失いかけていた選手たちの奮起もあったし。陳腐なことを言うようだが、この勝利を、リーグ戦に繋げていくしかないだろう。


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 本日はホームでルヴァンの広島戦。最終節を前に、順位表は上に見るとおりだが、それにしても、返す返すも、前節名古屋戦の敗戦は痛かった。あの負けにより、最終節で清水が勝ち抜ける条件は、清水が広島に勝利し、名古屋が徳島に引き分け以下ということになってしまった。自らのしくじりで、思いっきり条件を難しくしてしまった。

 もっとも、ルヴァンの戦いを全体として振り返れば、J2徳島に一つも勝てず、1分・1敗に終わったことの方が、痛かったとも言える。この体たらくで、グループステージ突破を願う方が、図々しいのかもしれない。

 そんなわけで、突破は苦しい状況なわけだが、清水としては目の前の試合を貪欲に勝ちにいくのみである。カップ戦の戦いが、リーグ戦にも伝染するということもあるわけだし。何より、カップ戦・リーグ戦を含め、まだ今季ホームでの勝利がないという状況を何とかしないと。

 状況的に、清水に有利な材料が、無いわけでも無い。本日、清水がホームであるのに対し(ホームでの勝率が悪いことは別として…)、名古屋はアウェー戦だ。清水が対戦する広島は、すでに首位突破を決めていて、間違いなくメンバーを大幅に落としてくるだろう。それに対し、名古屋が対戦する徳島は、すでにルヴァン敗退が決定しているとはいえ、ホームで無様な試合はできないという思いは強いだろう。

 まあ、他力なので、突破の成否は如何ともし難いが、せめて清水は清水で、良いものは見せてくれよ。

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 今回の京都戦、個人的に現地観戦したが、その動機は、相手がJ2上がりなので勝てそう(おっと失敬)ということに加えて、やはり京都の新スタジアムを見てみたいということがあった。清水の新スタジアムの建設を旗印に掲げる当S研ブログなだけに、やはり他チームの新スタが出来た時には、視察しておくべきだろう。

 実際に京都の新スタにお邪魔して、所長は「勝った」と思ったのである。試合ではなく、スタジアムに関して。

 確かに、京都の新スタは良い箱だった。規模感、スペックなど、申し分ないだろう。

 問題は、スタジアムにとって最重要な要因である立地である。サンガスタジアムは、駅前にあるという点では、合格。駅からの距離は、たぶんJ屈指の近さだ。

 しかし、京都の中心部から遠い。いや、距離は20kmくらいらしいので、頑張ったら走っても行けるくらいなのだが、京都の中心から見ると、山の向こうにあり、電車だとトンネルをくぐっていくので、京都とは別物感が強い。京都の有名な自然アドベンチャーに「保津峡下り」というのがあるが、そのアドベンチャースポットよりさらに遠くにある。自治体という観点からしても、京都市ではなく亀岡市になるので、あれでは亀岡サンガになってしまう。

 その点、清水は違う。我々の新スタができるのは、ホームタウンの名前を冠したJR駅の目の前だ。同じ駅前でも、正真正銘の、ホームタウンの駅前である。静岡駅の方から清水駅に移動しても、ずっと街が続いているので、連続性が感じられ、京都のような異空間を潜り抜けて別世界のスタジアムに移動するという感覚はないはずである。

 勝ったな、うちらが。本当に清水駅前に新スタが近年中に出来るという条件付きだが。

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2022slogan

 何の発表もないけど、2試合連続で欠場の原は、脚がパンクしたのか? でもって、片山が右SBに回ったため、本職の左SBのバックアッパーがいなくなった。

 いや待てよ、岸本はどうなったんだ? 岸本が原の穴を埋めてくれれば、何の問題もないはずなのだが。先日のエリートリーグ湘南戦のプレーも冴えなかったし、岸本の存在感が低下する一方だ。今季、数少ないJ1からの即戦力補強だったのに。清水に来ると何故かそれまでの輝きを失うという選手が時々いるが、そのパターンなのか?

 そんなこんなで、京都戦で激務がたたった山原は、終盤脚がつったそうで、代わりに滝が投入された。確かに、エリートリーグ湘南戦でも左SB起用され、その時は割とソツなくプレーしていたようではあるのだが。。。

 滝、ヤバいパスミスがあり、危うくそれが原因で勝ち点を落すところだった。現状で、サイドバックの部分が、一番選手層に不安があるかもしれない。

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2022slogan

 今シーズンの日程が発表された時、アウェー京都戦は真っ先に参戦を決め、ホテルを予約した。京都の新スタジアムを見てみたかったので。同じようなことを考えた清水サポは多かったらしく、かなりの数のオレンジサポが詰めかけていた。

 さて、その京都戦、結果的にはスコアレスドロー。どっちが勝ってもおかしくなく、例によって試合終盤にはピンチが連続したが、全体として見れば清水の方が決定機は多かったはずである。その意味では、別に悲観すべき試合ではなかったが、うちはもうとにかく、石に齧りついても勝点3を狙っていかなければいけない立場だ。こういう試合をものにできないと、あとあと苦しくなってくる。


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 というわけで、昨日は出場ポイント選手権のAクラス17人を発表した。今日はBクラスの18人を取り上げる。作るのが大変だから、小出しにしないと。

 さて、大まかな流れを言うと、今季の清水はとにかくアタッカーの怪我による出遅れが目立ち、結果的にそれで若手にもチャンスが回ってきた。しかし、サンタナ、カルリが復帰し、オセフンも加わったということで、カップ戦を含めて若手の出場はだんだん減ってきた。

 現時点で、ベンチ入りすらもまだ一回もないのが、ヘナトと、加藤ゴリ。コンディションが謎のヘナトはともかく、加藤の勇姿は早く見たいものだ。


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 当S研独自の企画として、昨年から始めた「出場ポイント選手権」というのがある。今年はとにかく仕事が忙しくて、できずにいたのだが、今日ちょっと手が空いたので、今季ここまでの成績をまとめたみた。

 説明すれば、◎が先発出場、〇が途中出場、△がベンチ入りしたけど出場なし(去年まではベンチ入りせずを×で表示していたが、単に空欄にした)。カップ戦よりもリーグ戦の方が重要性が高いので、リーグ戦のポイントを2倍にしている。ゆえに、リーグ戦は◎が6pt、〇が4pt、△が2pt、ルヴァン・天皇杯は◎が3pt、〇が2pt、△が1ptポイントとし、ポイントを集計して順位付けしている。

 選手が全部で35人いるので、今日はAクラスの17人のみ発表する。残りの18人はまた明日。

 今季ここまでの出場ポイント選手権では、山原と鈴木義宜が同点で首位に立ち、それを鈴木唯人、権田、中山らが追う展開となっている。「山原の稼働率やたら高いな」とは感じていたが、それが数字で裏付けられた。今季は権田もカップ戦に絡んでいるのがミソ。中山は途中交代を含め、唯一、全試合に出場している。

 白崎がサイドハーフに移り、2枠のボランチはホナウドと宮本がポジションを奪いつつあり、竹内の出場機会が激減。大悟は怪我か?

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po

 図表シリーズの一環として、今季清水のリーグ戦の試合を、支配率の高かった順に並べてみた。

 やはり平岡清水は低支配率のチームだ。11試合の平均が44.7%。支配率が50%を超えた試合は2つしかなく、それもギリギリである。握り倒したような試合は1つもなかった。

 ちょっと変なのは、支配率の高い2試合がホームで、低い4試合もホームであり、アウェーは中間的なことである。いずれにせよ、ホームで敵に支配される試合をこれだけ見せられて、観客動員を増やそうというのが、無理な話である。

 ただし、サッカーはだいたいそういうものとも言えるが、支配率が高いほど成績が良いという規則性は、必ずしも見て取れない。

 それでも、今季の場合は、支配率がマシな試合の方が、比較的結果も良いような印象を受ける。

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