昨日、「Jリーグ、プレミア化 最上位リーグ新設、外国人枠撤廃など検討」という気になるニュースが流れた。「プレミアリーグ構想は、J1の上位にあたる新リーグを新設。参加クラブをJ1の18クラブ(今季はコロナ禍で20クラブ)から、10~14程度に減らす案だ。頭打ちが懸念されるリーグとクラブの経営規模を拡大する案として注目している」という話である。こんなバカな案が、よもや通るとは思わない。しかし、Jのトップクラスで生き残ることが、ますます難しくなっていくことは、間違いない。清水も、サッカーの競技としての強さと、経営の強靭性を、身に着けておかなければ、脱落することになる。
そうした観点から、清水の根本的な弱点は、スタジアムである。山室社長も、清水の一番の弱みはスタジアムで、このの問題ではJ1の中で清水が一番遅れており、自分がいるうちに何としても道筋をつけたいとはっきり述べていた。
清水として、見習うべき先例に、広島のケースがある。清水と広島の共通点は、市の行政がクソであることだ。それでも、広島の場合は既存のエディオンスタジアムの立地等があまりに酷く、サンフレッチェが3度もリーグ優勝するという説得力もあり、ようやく行政を動かして、新スタが実現しようとしているわけである。広島と清水は、クラブの規模感がだいたい同じくらいなので、大いに見習いたいところである。
こちらのニュースが伝えるところによれば、昨日30日、広島の新スタ建設を進める事業者の選定に向けた審議会が開かれ、参加者がプレゼンテーションを行ったということだ。広島市中区にある中央公園広場に建設されるサッカースタジアムは2024年に完成する予定で、整備費は約257億円。いいなあ、3年後か。上掲の動画が、新スタのイメージを掴みやすいので、紹介してみた。
ホントに、この新スタジアムの問題で、これ以上惰眠をむさぼり続けると、我が清水はJ1の他のクラブに、取り返しのつかないほど置いていかれるぞ。
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