エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2021年02月

 昨日申し上げたとおり、居ても立っても居られなくなり、昨日は個人的に初めて、鹿島でのアウェー戦に乗り込んだのだった。正直に言えば、新生ロティーナ清水の「勇姿」を拝めるだけで、充分だと思っていた。その上で、これも昨日申し上げた通り、今季の清水は失点1以下の堅守を構築することこそが急務であり、それに向けた手応えが掴める試合が見れれば、満足するつもりだった。優勝候補の鹿島を相手にしたアウェー開幕戦で、1失点以内に抑えられれば、たとえそれが0:1でも1:1でも、上々の船出だろうと思っていた。

 ところが、望外の3:1勝利。相手にはセットプレーからの1点しか与えず、3得点を奪い切っての、見事な勝利。1点を先制された直後に同点に追いつくなど、課題だったリバウンドメンタリティの強さを発揮。いくら改革を図っても、そうすぐに上手く行くはずはなく、まあ5月か6月頃にでも見られればいいかなと思っていたようなたくましい勝ち方を、早くも2月の開幕戦で見せてくれた。

 昨日、所長の席は、清水ベンチの真裏だった。試合終了後、歓喜に沸く清水イレブンおよびベンチの様子を捉えた動画をお届けする。よく聞いていいただくと、近くの席でグチっている鹿島サポの声が聞こえ、余計に味わい深い。この方、試合前には、「清水の選手、誰も知らねえな。権田しか知らない」などと、余裕しゃくしゃくだったのだが(笑)。

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 というわけで、本日2月27日、我らが清水エスパルスは、2021年の開幕を迎える。

 実は、個人的に、本日これから、鹿島スタジアムに乗り込む。関東アウェーの中で、これまで鹿島には一度も行ったことがなかった。今回も、見送りだろうと思っていたのだが、先日、茨城県独自の非常事態宣言が解除され、鹿島スタジアムの入場の上限が拡大されたという話を聞き、おや、これは行ってもいいかなと考えた。調べてみたところ、良い席もとれそうで、東京駅から鹿島スタジアムまでのバスもわずかに空席が残っていたので、急遽参戦を決めたというわけである。アウェー席はないので、周りは敵だらけだと思うが、オレンジは身に着けず、おとなしく過ごし、ひたすら「観る」ことに集中しようと思う。

 何しろ、清水の新しい歴史が、ここから始まるのだ。どうしてもそれを現場で、自分の目で見届けたくなった。

 今季の清水の考え方として、まずは失点を減らすことが課題で、1試合1失点以下というのが目標になるだろう。普通に考えれば、勝ち点3が欲しい、いやアウェー鹿島なら勝ち点1でもOKというところだろう。でも、今の清水にとっては、勝敗とか勝ち点ということもさることながら、「まずは失点1以下」ということに、とことんこだわっていいかもしれない。極論すれば、4:3とかで勝つよりも、0:1で負ける方が手応えがあるというか、順調にチーム作りが進んでいると言えるのかもしれない。そういう堅いチームを作っていけば、遅かれ早かれ、勝ち点は自ずと付いてくるだろう。

 そんなわけで、行ってまいります。

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 五月雨式で、申し訳ない。澤登氏が昨晩、報道ステーションに出演し、J1順位予想をしたというので、録画してあったのを観てみた。順位予想は以下のようになっている。

  1. 鹿島
  2. 川崎
  3. FC東京
  4. 名古屋
  5. ガンバ
  6. 広島
  7. セレッソ
  8. 清水
  9. 横浜Fマリノス
  10. 浦和
  11. 神戸
  12. 札幌
  13. 徳島
  14. 仙台
  15. 横浜FC
  16. 大分
  17. 湘南
  18. 鳥栖
  19. 福岡
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 昨日は、順位予想をしない評論家はシュートを打たないFWと同じだと指摘し、順位予想から逃げている連中のことを嘆くようなことを申し上げた。そしたら、開幕の直前になって、昨日あたりから、また順位予想ラッシュというか、いくつかのメディアにJ1順位予想がたくさん発表された。当S研では、既存の予想はすでに整理しているので、本日は、新たにスポルティーヴァ、東スポ、日刊スポーツに掲載された予想を追加で整理しておくことにする。上表のように、3つのメディアに分け、清水の順位が高い順に並べてみた。

 それにしても、有識者の中では、河治良幸さんなんかは、かなり早い時期に、潔く順位予想を発表していた。それに比べると、移籍の最新情報や、ゼロックス・スーパーカップの結果まで踏まえて、さらには(おそらくは)他の人の予想も参照しながら、昨日あたりにようやく順位予想を出すのは、後出しジャンケンの感もなきにしもあらずである。

 上表のとおり、相変わらず清水についての評価はバラけている。ただ、玄人が寄稿しているSportivaでは清水の順位が全般に高いというのは、我々にとっての救いだ。かの杉山茂樹氏にしても、クラモフスキーからロティーナへの政権交代を節操がないと指摘しながらも、その結果、清水の順位は上がると見ている。順位が上がるのにDisるとはこれいかにという気もするが(笑)、まあどの専門家も似たようなコメントが多い中で、杉山氏のようにクセのある論議を披露してくれるくらいの方が、個人的には楽しいと感じる。

 東スポ、ニッカンの予想は、デスクや記者たちの予想であり、全般的に清水についての見方は厳しく、降格予想もある。そうした中で、古地真隆氏が清水を3位に予想してくれているが、この方は清水を担当している記者である。サッカー担当歴は4年だそうだ。「巻き返しを図る清水は大型補強に成功。各ポジションに実力者がそろった。ロティーナ体制でクラブ初のACL出場権を目指す」とコメント。

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 かつてイビチャ・オシムは、「順位予想をしない評論家は、シュートを打たないFWのようなものだ」と述べたことがある。まあ、もちろんそんなことは言っていないが(笑)、最近思うのは、具体的な順位予想を示すのを避けようとする評論家が多いということである。順位予想から逃げて、漠然とした「今季の展望」といった話しかしない連中が多すぎる。それでは面白くないのである。そう考えると、仮に正鵠を射ていなくても、評論家が予想をしてくれるだけで、その勇気を称えるべきだ。なので、当S研では、仮に清水を下位予想したとしても目くじらは立てず、予想を示してくれたすべての有識者にリスペクトを込めてお届けしようと思うわけだ。

 当S研では先日、『サッカーダイジェスト』に掲載された全有識者の順位予想を整理し、清水の順位が高い順にまとめた一覧表をお目にかけた。その後も、様々な媒体で専門家による順位予想が示されるたびに、それを追加する作業を続けてきた。これまでに、『サッカーダイジェスト』に加えて、6名の順位予想を把握したので、本日はそれを新たに追加した一覧表を、上に見るとおり掲載することにする(拡大してご覧ください)。城彰二氏の予想なんて、かなり真に迫っているのではないだろうか。

 さて、今回、新聞『エル・ゴラッソ』の最新号で、毎年恒例のJ1各チームの番記者による順位予想というのが出た。ただし、各チームの番記者20名を全員取り上げると、収拾がつかなくなってしまうので、清水の番記者である田中芳樹氏のみ一覧表に追加することにした。番記者なので、自分の担当チームをひいき目で見たくなる傾向はあるだろうが、必ずしも各チームの番記者が担当チームを熱烈に推しているわけでもない。そうした中で、田中氏は堂々と、清水を優勝予想してくれている。ちなみに、田中氏による今季の得点王予想はチアゴ・サンタナ、注目選手はMF中山克広ということである。

 なお、『エル・ゴラッソ』の全番記者による予想を集計した総合成績では、清水は9位ということになっている。

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 21日に行われた必勝祈願について、申し上げるのを忘れていたことがあった。この席で、田辺市長によるスピーチは、相変わらず言語だけは明瞭で聞き取りやすい話ではあったが、美辞麗句に終始し、市が具体的にクラブに対して何かしてくれるということは、一切なかった。当然、市長が逃げまくっている新スタジアム建設の問題には、一切触れずじまいである。

 それに対し、我らが山室社長は、「新スタジアムについては、前進ということで、大変期待しています」と、力強く言い切っている。流石である。この人は、勘所というのを、見事にわきまえている。市長が出席した公の場で、一発ジャブを打っておくことで、今後の展開を有利に持ち込めると、直感的に感じたのだろう。

 左伴前社長も、素晴らしい人ではあったが、慎重な性格だっただけに、こういう駆け引きに打って出ることは、まずなかった。それに比べると、山室社長は勝負師の資質を感じさせる。

 言葉、願いというものは、しつこく言い続けることによって、自己実現したりするものである。現に、左伴前社長も、J2に落ち、1年でJ1に復帰するために大事なことの一つとして、「必ず1年でJ1に戻るということを社長がブレずに言い続けること」を挙げていた。そして、それは実現した。新スタ建設のハードルは、それよりもはるかに高い。でも、クラブがしつこく言い続けなければ、俎上にすらのぼらないだろう。クラブは粘り強く要望を続け、我々サポもそれを盛り立てていこう。

 山室さんは清水の社長に就任する時に、「新スタジアムの問題には自分がいる間に何としても道筋をつけたい」と言ってくれた。逆に言えば、もしもこの人がいてくれる間に前進しなければ、未来永劫に不可能ではないか。我々もその覚悟をもって、気運を盛り上げなければなるまい。誰か新スタを公約に市議会選挙にでも出てはどうか。

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 開幕戦のアウェー鹿島戦が、もう4日後に迫った。そろそろ対戦相手の予習とかしようかなどと思っているのだが、実は鹿島には大したトピックがない。ご存知のとおり、監督はザーゴで同じ。主力選手の顔触れも昨年とほとんど変わらない。むろん、何人かの新加入選手はいるのだが、すべて大学または高校の新卒と、ブラジル人2人だけである。何と、他のJクラブからの移籍組が、1人もいないのだ。今季のオフで、そんな特殊な編成をしたのは、鹿島だけではないだろうか。これで新規ブラジル人2人が合流済みなら不気味だったが、ご存知のとおり入国できずにいる。結果、現時点で2021年の予想スタメンは上の図に見るとおり、昨シーズンとまったく同じということになっている。

 それと対照的なのが、今の清水である。昨季の主力もチームに留まったとはいえ、ロティーナ監督と有望な新戦力を加え、まったく違うサッカーに変貌しようとしている。開幕戦の清水VS鹿島は、一番変わったチームとまったく変わらなかったチームの対戦と言っていい。ザーゴ鹿島がすでにある程度チームとして完成していることは事実だが、「やりにくさ」という意味では先方の戸惑いの方が大きいのではないか。鬼門中の鬼門であるアウェー鹿島とはいえ、清水としては、「うちの方が有利だ」くらい強気に行きたいものである。

 今季の鹿島の展望につき語った情報は色々あるだろうが、ここでは差し当たり蹴球メガネーズの動画を観てみようか。当然、鹿島は強く、躍進が期待されるという話になっている。

 ただ、今回のメガネーズに限らず、鹿島について語る場合に、必ず出てくるのは、「タレントは粒揃い。規律があり、ハードワークする。鹿島スピリッツに溢れている」といった話である。逆に言えば、「それだけ」なのである。むろん、タレントがいて規律がありハードワークしてスピリッツに溢れていれば、それだけでも相当強いわけだが、逆に言うとこのチームには戦術的に見るべきものがあるのだろうか?という疑問も感じる。2020年序盤につまずき、その後持ち直した鹿島だったが、ザーゴ監督の思い描くサッカーが完成して上向いたというよりは、むしろ理想をかなぐり捨て、伝統的な鹿島スタイルに回帰することによって勝てるようになったという印象を受けている。現時点で、ロティーナ清水の完成度がどれくらいかは分からないが、戦術的には清水の方が発展性があると信じて、開幕戦に臨みたいものである。

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 昨日は、必勝祈願、出陣式と、シーズン開幕前の2大イベントがあった。

 我々は、先般の五輪組織委の問題で、日本にありがちな男性の老人ばかりによる支配体制がいかに硬直的で、世界や時代の流れに取り残されるかということを思い知った。昨日の清水のイベントを動画で眺めていても、同じようなことをちょっとばかり感じた。

 まあ、必勝祈願は神事だから、ある程度堅苦しいものになるのも理解はできる。しかし、「来賓」として並んでいる人たちが、男性の老人ばかりであり、そういう人たちの顔を立てるための行事になってしまっている感は否めない。清水の必勝を祈願するための行事のはずなのに、選手代表の金子が来賓たちに向かって「本日はありがとうございました」などと例を言うのは、はて誰が主役なのかと、ちょっと違和感を感じた。

 てっきり、必勝祈願だけでなく、出陣式も公式YouTubeで配信されるのかと思っていたのだが、なぜかそれは無かったようだ。なので、有志によって撮影された下の動画のお陰で、出陣式の模様を拝見することができた。ここでも、非常に気になるのは、ご年配のエスパルス後援会専務理事の方が、06:50から3分近く、「激励」をなさっていることである。「スピーチとスカートは短いほど良い」という格言をご存知ないのだろうか。滑舌が悪く、無内容な話を、3分近くも聞かされるのは、選手・スタッフにとっても、サポにとっても、有難いものではない。エンブレムも変わった。社長も代わった。GMも代わった。監督も代わり、サッカーも変えようとしている。後援会専務理事の方は、そりゃあ長く清水を支えてきてくれた功労者なのだとは思うが、このあたりで思い切って若返りを図り、後援会によるクラブサポート体制も刷新・強化したらどうだろうか。

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 長谷川健太氏が「タイトルは一つ取れば勝手に寄ってくる」といった趣旨のことを述べ、一部で話題になっている。正確には、こちらに見るように、1月4日にFC東京がルヴァンで優勝した後に、「まずは、タイトルを取らないとタイトルが集まってこない。お金と一緒だと思っています。獲るまでは大変ですが、取ったことによって、またほかのタイトルが近寄ってくる。まずひとつ。なんでもよいから国内3大タイトルを獲得したいと思っていました。それがガンバ大阪の時にも最初に獲ったこのカップ戦のタイトルでした。ルヴァンカップをまず最初に獲れたというのは縁があるんだなと感じています」と述べたということである。

 健太氏は、ガンバの時の経験から、タイトルは一つ取れば勝手に寄ってくると認識しているのだろう。ただし、そこには、それとは裏返しの経験がある。清水監督だった時に、タイトルに手が届きそうで、結局届かず、終わってみれば無冠に終わったという苦い経験と、それとは逆にガンバでは芋づる式にタイトルがとれたという成功体験が、一対のものになっているのだろう。まったく、俺たちのクラブを踏み台にしてんじゃねえよ、バカヤロー。

 昨日は、シーズンの到来を告げるゼロックス・スーパーカップが行われ、川崎がガンバに勝利。2点差を追い付かれながら、試合終了間際に小林悠が決勝ゴールを奪って勝ち切り、今年も川崎強しと印象付けた。この勝ち方だって、過去4年ほどでタイトルを取りまくってきた川崎だからこそ、終了間際にあんな形で決勝点が奪えるのだろう。「お金は寂しがり屋だから、お金のあるところに集まってくる」なんて言った人もいたが、ホント、サッカーのタイトルもそうだ。まあ、今の川崎にとってみれば、ゼロックス・スーパーカップで優勝しても、道端で10円拾ったくらいの嬉しさしかないだろうが。

 健太の言葉じゃないけど、まずはカップ戦でタイトルという考え方もアリで、そう考えると、清水も今季のルヴァンを大事にしたいものである。

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 昨日申し上げたとおり、個人的には初めて、単体としてJリーグ選手名鑑を購入してみた。それで、エルゴラッソの選手名鑑には、アプリも付属しており、それをインストールした上で、雑誌に封入されているパスワードを入力すると、モバイル版の選手名鑑を使えるようになる。上は、一例としてヘナトのページを見たものである。紙の雑誌よりもモバイル版の方が見やすい気もするし、常に持ち歩けるので、かなり便利である。

 それで、このモバイル・アプリ版のうたい文句は、「シーズン中の移籍も網羅! 最新情報をアプリで更新!」というものである。シーズン中にも選手の移籍があり、年に一回の紙の情報では古びてしまうところ、それをデジタルで補っているわけだ。

 ただし、ちょっと意地悪かったかもしれないが、一昨日発表された金森選手の鳥栖→福岡の移籍がもう電子版では反映されているのかと思ってチェックしてみたら、まだ鳥栖のままだった(笑)。まあ、数日くらいのタイムラグはしょうがないか。

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 それから、この名鑑を買うと、新聞の『エル・ゴラッソ』電子版1ヵ月分が無料で読めるクーポンもついてくる。ただ、退会するのを忘れると、自動的に課金され始めるようなので、ちと恐ろしい。

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 今シーズンは、個人的にかける思いが強いということもあり、選手名鑑というものを初めて買ってみた。サッカーダイジェストのオマケとしてついてくる名鑑は手にしたことがあったが、今回購入したのはエルゴラッソの名鑑であり、名鑑を単体で買うのは初めてだ。

 アンケートの「好きなアーティスト」という項目で、「清水翔太」とか答える選手が多い中で、GK永井堅梧だけ「長渕剛」と答えていたのが、ちょっとツボだったかな。

 分かりやすい指標として、推定年俸というのが出ているので、2000万円を超えている選手だけ整理してみる。あくまでも推定なんで、悪しからず。また、自動の箇条書きなので、同じ5000万円でも順位に差があるように表示されちゃうのもご勘弁。やはりブラジル人助っ人が上位を独占している。ただ、実際に選手が受け取る報酬は、出場給とか勝利給とかあって、ここに書いてある数字の倍くらいは手に入るのかな。知らんけど。

  1. エウシーニョ:8000万円
  2. ヘナト:5000万円
  3. ヴァウド:5000万円
  4. カルリーニョス:5000万円
  5. サンタナ:5000万円
  6. 権田:5000万円
  7. マテウス:4000万円
  8. 河井:3000万円
  9. 竹内:2700万円
  10. 金子:2500万円
  11. 鈴木(皇帝の方):2500万円
  12. 立田:2000万円

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2021J1

 先日、『サッカーダイジェスト』に載った専門家30名のJ1予想を整理してお見せしたが、その中で清水を16位と最も低く予想していたのが松木安太郎氏だった。そして、昨日松木氏の順位予想がネットニュースで配信されたものだから、それを見て反応したサポさんも少なくなかったようである。「サッカー専門家というよりコメディアンだろ」、「地上波で代表戦を居酒屋解説するしか能がないくせに」といったネット書き込みが見られた。

 しかし、皆様、忘れておられないだろうか。実は、当S研がお送りする「2019年評論家リーグ」で、下表に見るように、松木氏がトップになったことがあるのだ(笑)。詳しくは、「2019評論家リーグは衝撃の結末 松木安太郎氏が優勝」というエントリーをご覧いただきたい。だから、「松木氏はインチキで、彼の予想なんか当てにならない」とは、言い切れないのである。

 まあ、とはいえ、2020年に16位だった清水が、監督交代、路線転換、日本代表を含む多くの有望選手獲得を経て、それでも2021年に同じ16位というのは、いくら何でもおざなりな予想だ。たとえば、「清水は堅守構築に定評のあるロティーナに代えたが、年間70失点チームの清水を立て直すのはロティーナをもってしても無理」などと指摘されるのであれば、それはそれで重く受け止めようと思うが、今回松木氏は清水のそうした転換にまったく注意を払わず、昨年までのイメージだけで16位に予想しているように思えてならないのだ。

 今の時点で言えるのは、「いまだに清水を下位予想する評論家がいるくらい、とにかく近年の清水は駄目だった。それを覆すのは、これからの躍進しかない」ということである。

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penetrate

 『サッカーダイジェスト』に出た有識者30名のJ1順位予想を先日ご紹介したが、今年は例年以上に撹乱要因が多い。コロナがいつ頃落ち着いてくれるか。それとも関連して、ACLはそもそも開催されるのか? 東京五輪はどうなのか? W杯予選はどうなるのか? 以前も申し上げたと思うが、JのチームがACLに出ると国内リーグ戦の勝ち点が5くらい減るダメージを負うと思うのだが、昨シーズンのように変則日程でACLのしわ寄せがさらに大きくなると、勝ち点10くらい減るダメージが生じると思う(もちろん、勝ち進めば進むほどダメージは大きくなる)。だから、2021年のJ1の順位予想も、「ACLがあるケース」と「ACLがないケース」と、2パターン用意した方がいいくらいだろう。

 まあ、個人的な予想としては、ACLは8割方、やるんじゃないかな。それに対し、オリンピックがこの夏に開催される可能性は、4割くらいか。五輪中止が早く決まってくれれば、そこにもリーグ戦の試合を組み込め、楽になるのだが。

 とか何とか、色々言っておりますが、ここで当S研による順位予想をお目にかけることにしたい。1位の清水は例によって客観的な予想というより願望だが、あとは真面目に予想することにする。一応、ACLがある前提。

  1. 清水
  2. 川崎
  3. 鹿島
  4. 名古屋
  5. FC東京
  6. マリノス
  7. 札幌
  8. 広島
  9. ガンバ
  10. 浦和
  11. 大分
  12. 神戸
  13. セレッソ
  14. 横浜FC
  15. 仙台
  16. 鳥栖
  17. 湘南
  18. 福岡
  19. 徳島

 S研予想のポイントは、ガンバ、浦和、セレッソあたりを、世評よりもだいぶ厳しく見ていることである。ガンバは、完成度の割には2020年に上手く行きすぎたので、ACLというハンデを背負うこともあり、2021年は逆に苦戦すると見る。浦和は、柏木事件に見るように、チームとして負のスパイラルに陥りつつあるとしか思えず、新監督の下で新しいサッカーを模索するので、今季の躍進は困難では。セレッソは、やらかしの気配プンプンで、下手をすれば降格までありうるのではないか。神戸も、今年はミキティがモバイルと野球(マー君)に投資を集中せざるを得ないので、サッカーがお留守になっており、厳しい戦いに。横浜FC、仙台などは、監督力でどうにか残留か。徳島は、ロドリゲス続投だったら面白かったのだが、監督交代の上に新指揮官が合流できないとなれば、やはり厳しかろう。以上、お粗末でした。

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 先日、清水は東京ヴェルディとほぼほぼ完全非公開の練習試合を行った。清水からは、出場選手の写真が発信された程度であり、我々としてはヴェルディ側の永井監督の発言振りから、内容を想像することしかできない。まあ、こんな「おあずけ」状態もあと2週間足らずで終わりであり、Jが開幕してしまえば、怒涛のように試合が続いていくことになるわけだが。

 ところで、なぜヴェルディとのTMが可能になったかと言えば、先方が清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)でキャンプを張っていたからに他ならない。清水や磐田が南国にキャンプに出掛ける一方で、東日本などから静岡にキャンプを張りに来るチームもあるわけだ。

 宮崎県、鹿児島県、沖縄県などは、キャンプ地ビジネスが観光業の柱になっているようである。これまで、清水はそのユーザーで、お金を落とす側だった。でも、もしかしたら、清水は予算節約という観点だけから言えば、雪も降らず比較的温暖な地元で充分かもしれない。さらに言えば、静岡県だって、キャンプ地ビジネスが成立するかもしれない。J-STEP以外でも、以前はヴァンフォーレ甲府が蛇塚スポーツグラウンドでキャンプを張ったことがあったようだ。もし仮に、今後も清水が鹿児島キャンプを続けるとしたら、空くことになる三保グランドを、たとえば東北のチームに貸し出して使用料を稼ぐとか、そんなことを考えてもいいかもしれない。そんな形で、静岡県にいくつかのJクラブのキャンプが集中するようになれば、練習試合も組みやすくなる。

 ネタがなかったので、そんなことをつらつらと考えてみた。

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 昨日の話の続きである。『サッカーダイジェスト』のJ1順位予想では、ある人があるチームを1位に予想したら20ポイント、2位に予想したら19ポイント、・・・20位に予想したら1ポイントという具合にポイントを付け、それを集計し、総合順位を弾き出している。その結果、川崎、鹿島、東京と続き、清水は9位ということになっていた。

 それで、当S研ブログ独自で、上のような表を作ってみた。各チームについての予想が、どのくらいの範囲に散らばっているかを見たものである。たとえば、総合順位1位の川崎で言えば、1位に推したのが11人、2位にしたのが12人、3位にしたのが7人だったということを意味している。恐ろしいことに、川崎は30名の有識者全員が、ACL圏には必ず入るだろうと予想したわけである。

 総合順位で9位になった清水は、7位広島、8位浦和、10位セレッソ、11位柏、12位神戸、13位札幌あたりとレンジがかぶっており、中位で競い合う形である。ただ、広島、浦和、セレッソ、柏あたりについてはACL予想もあるのに、清水は4位予想が最高というのは、近年の実績のなさゆえか。

 他方、面白いのは札幌についての予想であり、見事に全員が7位から14位の狭い範囲に集中している。「ミシャ札幌が良いサッカーをすることは間違いなく、降格といったことはありえないが、上位進出するには決め手に欠ける」というコンセンサスが、専門家の間でできているわけだ。それに比べれば、同じ中位でも、清水は最高が4位、最低が16位であり、どちらに転ぶか分からないという面白みはある。

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2021J1

 昨日申し上げたとおり、『サッカーダイジェスト』の最新号に、有識者の皆さんによるJ1の順位予想が出ていた。総勢30名による予想であり、有名人もいれば、ほとんど名前が知られていないような人もいるが、無名の人は「本誌・WEB編集部」のスタッフということである。

 そんなわけで、全30名による予想を、清水の順位が高い順に並び替え、上のように整理してみた。よかったら拡大してご覧ください。清水についての予想は、ACLも(3枠だとしたら)、降格もなく、概ね中位に収まると見られている。清水を降格候補に挙げる人が一人もいなかったのは、久方ぶりではないだろうか。また、多くの論者が、ロティーナ清水に注目し言及してくれているのも、嬉しいことである。

 ただ、清水についての順位予想を見ると、実はかなり二分されていると言えそうである。一番高く4位に予想してくれた広島さんという人は、仙台を6位にしたり横浜FCを9位にしたりと、予想にメリハリを付けるのが好きな人と思われ、穴馬を狙うような感じで清水を4位にしていると思うので、ちょっと例外的なのかなという気がする。清水が固まって分布しているのは、まず6位から9位のレンジであり、そこに15人が集中している。10位と11位の予想は1人ずつしかおらず、次に固まって分布しているのは12位から14位のレンジであり、そこに10人が固まっている。ロティーナ就任と新戦力獲得で、去年よりは上向くと見られているが、「躍進」できるかという点では意見が分かれているといったところだろう。まあ、中位はちょっとのことで順位が大きく動くし、既存のイメージに引きずられて、予想があまり芳しくないのは、仕方がないことである。

 なお、蛇足ながら、今回の『サッカーダイジェスト』にはJ2の順位予想も出ているが、J2の予想ではジュビロ磐田がトップになっている(笑)。

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 雑誌の『サッカーダイジェスト』最新号。毎年恒例、有識者によるJ1およびJ2の順位予想が出ていたので、当S研恒例の「評論家リーグ」の準備のために、買ってみた。だから、今日は順位予想の話をしようかと思っていたのだけど、同じ号に権田修一のインタビュー記事が出ていたので、今日はまずそれを取り上げたい。

 この中で権田は、こんなことを話している。

 「(今季の目標は)まだ漠然としていますが、しっかりと結果を残したい。ポルトガルではほとんど試合に絡めなかったですから、もっと自分をアピールしたい。表現したいと思っています。具体的に言うとエスパルスの新スタジアムを建てる構想がありますよね。じゃあ何が建設の後押しになるかと言われれば、エスパルスが好成績を残すこと。クラブが大きくならないと、街も動いてくれない。それくらい影響を与えられたらいい。

 まさに、我が意を得たりという思いである。というのも、所長は以前から、新スタを前進させるためには、情報発信力の強い選手たちを巻き込むことが絶対に必要だと思っていたのである。ところが、清水の選手が新スタの問題に言及した事例など、所長の記憶が正しければ、これまではただの一度もなかったのだ。

 これは、たとえば広島などと比べると、完全に劣っている点だった。広島も市の行政は新スタには非常に後ろ向きだったが、たとえば選手たちが試合後のインタビューなどでも、積極的に新スタの必要性に触れ、そうしたことの積み重ねで、建設に向けた機運を醸成し、ようやく岩盤のごとき行政を動かして、新スタが実現することになった経緯がある。それに対し、清水の場合は、いくらフロントが「一応、市に要望は出してます」などと言っても、選手やサポを巻き込んだうねりを起すことができず、まったく本気度が伝わってこなかった。

 というわけで、所長の認識が正しければ、プレーヤーとして初めて、新スタの問題に言及してくれた権田。まさに外様も外様、半年前まで縁もゆかりもなく、完全な敵だと思っていた権田の口から、新スタの課題が語られるとは、感慨を禁じ得ない。この男を信じ、ついていこうといいう思いを、改めて強くした。

 ただし、これはいつも申し上げていることだが、「新スタを実現するためにも清水は好成績を挙げよう」というのは正しいのだが、いつの間にか、「好成績を挙げなければ新スタを要望する資格がない」などと話がすり替えられてしまわないように、気を付けたいものである。成績はどうあれ、新スタが必要であることに変わりはないからだ。

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 昨日に続き、タグマのサッカーパックのネタだけど、こちらの記事で、ディサロが取り上げられている。本人いわく、「僕が動いたことでスペースを開けてボールを受けさせたり、その人が開けてくれたスペースを僕が使ったりという連動の部分を練習でもやっているので、試合で出していけたらいいなと思います。そうした役割と結果の両立をしていかないといけない。慣れた環境だったらそういうところもうまく分担できたりするかもしれないですけど、新しい環境で新しいチームなので、僕も探り探りやっている部分はあります」などとコメントしている。くどいようですが、ご興味のある方は、ぜひサッカーパックのご購読を。

 さて、この記事を読んでいて、個人的に初めて気付いたのだが、ディサロは東京の三菱養和の出身ということである。三菱養和と言えば、栗原イブラヒムジュニアの出身クラブとして認識はしていたが、ディサロもそうだったか。そんなことを思いつつ、ウィキペディアのページを眺めていたら、何と永井堅梧の名前もあった。下の画像に表示されているのは、最初に入団したチームのようで、松本になっているが、今季うちに加わったあのGK永井に他ならない。ジュニアみたいに、三菱養和から直で清水に来た選手は分かりやすいが、ディサロも永井も三菱養和というのは、今回初めて認識した次第だ。年齢的には永井26歳、ディサロ24歳、ジュニア19歳と離れているが、一応上下関係みたいのもあるのではないか。

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 「タグマ」というサッカーをメインにした有料情報のポータルサイトがあり、所長はその「サッカーパック」というのに加入している。そんなに高くないので、皆さんもご興味があったら加入を検討されてはどうか。ただ、色んなページがあり、J1、J2各チームの番記者のような人がやっているページもあるのだが、残念ながら清水を専門としたページはない。誰かやってくれないだろうか(お前がやれと言われそうだが)。

 さて、その中に、有名なサッカーライターの西部謙司氏による「フットボールラボ」というページがあり、今季のJ1全チームの戦力分析もシリーズでやっていて、今般それが完結した。清水について語られているのはこちらのページである。

 「今オフの主役…ロティーナ清水の補強がエグすぎる問題!?」という見出しからうかがえるように、全体的に清水の補強は的確で強力だと評価してくれている。ただし、「大量補強はいいのですが、メンバーが固まるまでに時間がかかりそうです。また、昨季とはプレーのコンセプトが全然違いますから、そこもどうなるか」とは指摘している。ただ、これは誰もが思う点であり、懸念すべき死角というほどのことではあるまい。なお、現時点ではABCD方式の戦力評価とか順位予想などは示されていない。

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penetrate

 おーい、何やってんだー? 昨日の松本との練習試合。主力中心で臨んだ1本目に3点奪ったところまでは良かったけど、メンバーを代えた2本目、3本目に崩れ、終わってみれば4:4ドロー。控えだから仕方がないという言い訳も聞こえてきそうだけど、それは松本だって同じだろう。

 ここまでのチームのパフォーマンスを見ると、新戦力 > ブラジル人 > 古株 > ユース組という優劣が生じつつある。清水色、オレンジ色が濃い選手ほど、不甲斐ないと言おうか。まあ、大熊GMがぬるま湯清水に喝を入れるため、外の血を積極的に導入してくれていることは大歓迎だけど、生え抜き選手が奮起し、新戦力と切磋琢磨してこその、本物のチーム力アップだろう。

 2018年に清水がちょいとだけ躍進した際に、「生え抜きやユース組が活躍する清水はエラい」などという論調もあったのだけど、ちょっと様子が変わってきた。

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