清水は、年末に景気の良い補強が続き、もう来季の躍進に思いを馳せているサポさんも多いかもしれない。まあ、我々は見物させてもらう素人だから、それでいいかもしれない。
しかし、クラブとしては、まずは2020シーズンについての総括と猛省、そこから始めなければ、来季以降の躍進も危ういだろう。
そんな観点から、以前もお目にかけたものの更新版だが、ここで清水の通算成績の表を眺めておきたい。2020年は、まあとにかく、アホみたいに失点を続けたシーズンだった。今季が始まる時点で、清水の通算得失点差は、プラス5だった。したがって、今季の得失点がマイナス5より悪くなると、清水の通算得失点もマイナスに突入してしまうと、そんなシーズンだったわけである。
2020年、蓋を開けてみると、清水は早くも第3節で得失点差マイナス5を記録し、諸先輩方が築いてきた貯金を食い潰し、通算得失点がプラマイゼロになった。以降も大量失点での敗戦を重ね、終わってみれば2020年の得失点差はマイナス22、通算でもマイナス17という不名誉な数字をただき出したのである。
ロティーナ政権に移行し、補強も進んで、2021シーズン以降は得失点差もプラスに転じると信じたいが、果たしてマイナス17という借金を完済するのに、何年かかるか。
2020シーズンのJ1は、リーグ全体で総得点が大きく伸びたことが知られている。川崎の得点力が凄かったとか、5人交代制の効果とか、色々言われているが、「清水という守備がバカになったチームがいた」というのも、小さからぬ要因だったはずである。本当に猛省が必要だ。
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