エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2020年10月

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 ホーム広島戦は2:3で敗戦。ピーター監督は「内容からすれば結果が信じられない」というようなことを言っているし、結果的にはそれなりに追いすがった試合ではあった。

 しかし、個人的には、惜敗というよりも、やはり負けるべくして負けたとしか思えない。ピーター清水は、もう中間テストで落第が確定しているのに、何のために受けるのか良く分からない期末テストも受けて、やはりその結果は駄目でしたねと、虚しい答え合わせをしているような心境だった。

 ピーターというのは、つくづく、サッカーという競技の本質を理解していない人だと思う。いくら自分たちのやりたい攻撃サッカーを表現し、試合を「支配」しても、相手にちょっとでも隙を見せ、それをことごとく得点に繋げられたら、勝ち目はないのである。広島戦の3失点、1点目はどう見ても壁の作り方が甘すぎるし、2失点目はシュートを突き刺されたこと自体はやむをえない気もするがそもそもあの位置でファウルを安易に犯して相手にフリーキックを与えることが駄目だし、3失点目は例によってCBがボールに食いつきすぎて守備陣形が崩れたことが原因だし、要するにそれぞれに必然的な原因があって、それはこのチームの守備のオーガナイズがまったくできていないからこそ生じているわけである。ピーター清水は1試合につき1点、2点くらいはとれるチームかもしれないが、それ以前の問題としてデフォルトで2~3失点するチームであり、しかも隙を突かれて常に敵に先行を許す戦いである以上、多少チャンスを作っても、ゲームを「支配」しても、そんなのは意味がないのである。

 敵将をあまり称賛したくはないが、広島の城福監督はピーターとは真逆で、サッカーにおいては全体を支配するのもさることながら、「要所」を押さえることが大事だという哲学の持ち主である。試合後のインタビューで城福氏が、2失点目を悔やむ発言をしていたのが印象的だった。シュートシーンそのものよりも、その前にボールを奪われたシーンを問題視しており、時間帯と点差から考えてあそこで安易に仕掛けるプレーはやってはいけないというようなことを述べていた。ピーターとは見ているところが全然異なり、チームを勝たせられる監督というのはこういうものだろうなと感じた。

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 本日はホーム広島戦。広島みたいに、決して首都圏のビッグクラブというわけではないのに、コンスタントに結果を出しているクラブは、本当に尊敬する。一例として、2019年度の営業収益(事業規模)を見ると以下のとおりであり、12位の広島は、9位の清水よりも下である。

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 こういう数字を見るにつけ、清水はせめて、事業規模に見合った成績、少なくともJ1で10位前後にはいてほしいと思うわけである。

 もちろん、大宮や千葉のサポは、「事業規模はJ1クラスなのだから、自分たちがJ1にいないのは、やっぱりおかしい」と、歯がゆい思いをしているだろう。事業規模と成績が常に比例するわけではない。

 ただ、それでも、事業規模で見れば清水より下のセレッソ、広島、柏、大分、横浜FCあたりの方が、清水よりずっと立派なサッカーをやっているという現実は、常に認識しておかなければならないだろう。

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 リーグ戦の一戦、しかもホームゲームの前日ともなれば、本来であればもっと高揚感があってしかるべきだと思うのだが。残念ながら、少なくとも個人的には、そういう気持ちに全然なれない。チームが上位争いをしていたり、調子が良ければ当然ワクワクするし、駄目なら駄目で残留争いという緊張感があるはずなのだが、今年はそれもなし。チームは成長するどころか、試合ごとに劣化が進んでいる。個人的には、監督を代えて出直すしかないと思っているのだが、待てど暮らせど、具体的な動きはなし。そこへもって来て、前回対戦で惨敗を喫した相手の広島戦。さらにさらに、台風直撃で、悪天候に見舞われそう。これだけ悪い条件が重なると、現地観戦はもちろん、テレビでしっかりと戦いを見届けようという意欲も、なかなか沸かない。まあ、もちろん、それでも観るわけだが。

 普通であれば、試合に向けた報道というのが色々と出て、それによりサポの気分も盛り上がっていくものなのだが、なにせピーター清水は取り上げるべき価値のない戦いを無為に続けているので、報道量も、少ない少ない。目にするのはせいぜい、鈴木唯人や成岡輝瑠が将来有望だという話くらいであり、むろん有能な若手の登場は個人的にも嬉しいものの、何やら戦争末期の学徒出陣の趣もなきにしもあらずだ。

 すまぬ、試合前日にネガティブなこととか書きたくはないんだけど、それだけ当S研ブログもネタ枯れなのよ。ついこんな調子になっちゃう。

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 前にも書いたとおり、今季個人的な注目点は、清水にどうにかして最下位だけは免れてほしいという一点に絞られており、その観点から清水の試合と同じく、ビリッケツトリオの仲間、湘南さん、仙台さんの試合に注目している。

 特に今週はミッドウィークの試合がなかったので、前節の清水以外のチームの試合を色々と観ている。その一つが、湘南VS東京。結果は0:1で東京。お互いに、あまり積極的ではなく、失点しないことを優先するような戦い振りだった。

 それにしても、湘南は苦しい戦いが続き、全然勝ててはいないが、清水と違って、大敗・崩壊はしないチームである。守備や戦い方には安定感があるので、これで強烈な点取り屋が一人でもいれば、10位くらいは楽に狙えるのではないかと思う。だから、湘南が来季以降、再び躍進しても、まったく不思議ではない。

 FC東京は水曜にルヴァンの準決勝が控えているということで、湘南戦ではメンバーを大幅に変えて臨んだ。戦い方も、非常に慎重で、最後の最後に1点とって勝ち切るという形だった。

 FC東京と言えば、清水サポがいまだにピーターに期待したくなる最大の根拠として、「開幕戦でFC東京相手に、70分まではワクワクさせてくれた」というのがあると思う。しかし、今思えば、開幕戦だし、ピーター清水は未知数だしということで、長谷川健太監督は慎重に入ったのだろう。清水に先制点を奪われたのは誤算だったと思うが、結局は、清水は健太の掌の上で踊っていただけだったのではないか。湘南VS東京戦を観ていて、そんな思いがこみ上げてきた。

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 大分戦で主審を務めたのは、笠原寛貴氏という経験の浅いレフリーだった。J1の笛はまだ10試合も吹いていない人である。

 試合のサマリーを見ると、清水側にだけ、6枚ものイエローカードが提示されていたことに驚く。大分側はゼロである。1チームに偏ったとはいえ、1試合で6枚というのは平均の倍以上である。レフリーというのは、カードを抑止力としてチラつかせながら、実際にはそれをなるべく使わずにゲームをコントロールするのが醍醐味である。ちょっと問題があったらすぐにカード、しかもそれが一方のチームに偏ったら、選手が興奮してさらにラフプレーや異議が増えるのは当たり前である。一つ一つのカード提示はルールに照らして適正だったかもしれないが、トータルな意味で、笠原氏はゲームのコントロールに失敗したと言わざるをえない。

 ただし、清水は清水で、猛省が必要である。6枚のカードは、ピンチの場面でやむをえずというものは1~2枚くらいしかなく、他はどうでもいい場面で相手を倒したり、異議を唱えたりしてもらったものだった。チームの規律がまったく徹底されていない。政権の末期症状でよく見られる現象である。

 大分戦と言えば、大分側の2点目の決勝点が、実はオフサイドだったということが話題になっている。しかし、清水側がオフサイドに気付き、激しく抗議するということはなかったようだ。思うに、守備の堅いチームだったら、「自分たちは失点はしない」という自負があるから、ゴールネットを揺らされても、「そんなはずはない、これはオフサイドだ」と気付けるのではないか。今の清水は、毎試合必ず2点以上とられるチームだから、オフサイドでネットを揺らされても、「今日もやっぱり駄目だったか。orz」とうなだれるだけである。どうでもいいような事柄では審判に激しく異議を唱えてイエローを食らい、肝心のオフサイドの決勝点には抗議らしい抗議もしないというのは、何ともマヌケな話である。

 そういったことを含め、もうリセットしかないというのが、個人的な見解である。

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 清水はもう何年もタイトル争いとは無縁で、J1生き残りの生死をさまようような状態がずっと続いている。しかし、実は清水はJ1優勝争いの影の主役なんじゃないかとも思う。

 2019年に川崎が3連覇を逃した際には、清水にエウシーニョを引き抜かれたことが相当痛かったはずである。エウシーニョを獲得した清水が躍進することはなかったが、引き抜かれた方はダメージが大きかった。結局、2019シーズンに川崎は右SBの代役がはまらず、そこからチームの歯車が狂っていった。

 そして、ディフェンディングチャンピオンのFマリノスが今年苦戦している原因、当然色々あるとは思うが、クラモフスキー・ヘッドコーチを清水に引き抜かれたことも主原因の一つだったのではないか。何しろ、マリノスでも練習メニューとかはピーターが考えていたらしいので。残念ながら、ピーターを監督に迎え入れた清水は地獄のようなシーズンを送っているが、マリノスにとってはキーパーソンを引き抜かれて痛かったのではなかろうか。

 このように、2019年も、2020年も、J1の覇権交代に、実は清水は大きな影響を及ぼしていたのである。自分が躍進できなかっただけで。

 清水は、今度はどうするのかね? 川崎のヘッドコーチでも引き抜きますか(笑)。と思って調べてみたら、川崎にはヘッドコーチという役職の人はいないようだ。あるいは向島スカウトをターゲットにする?


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 しばらく前の社長のインタビューで、持ち金は惜しみなく戦力に投入するといったことを言っていた。しかし、今季のシーズン途中の実際の動きを見ると、放出するばかりで、獲得はなし。岡崎をFC東京に返納することになったことから考えても、今年はもう、赤字削減モードに入ったのかなという気がする。何しろ、先日はリーグから、財政状況が厳しいチームの一つという指摘を受けちゃったし。

 たとえ、これから多少巻き返したとしても、今季の成績は悲惨極まりないものになることは、確実である。規制が緩和されても、0:2、1:3とかで負けるゲームなんて誰も観たくないから、観客は増えない。入場料収入が増えないから、ますます投資には慎重にならざるをえない。そんな不毛な罠にはまり込んでしまった。

 個人的には、ピーターが監督として有能でないということが証明されてしまった以上、後はいつ、誰に代えるかだけの問題だと思っている。当然のことながら、なるべく早く、なるべく有能な監督を起用してくれることを希望する。しかし、シーズン途中、任期途中の監督更迭は、予定外の出費になる。先立つものがない現状では、難しいのだろうか。

 今季は降格がないということは、新しいサッカーに挑む我々にとっての好材料だと思われていた。しかし、降格がないがゆえに、信じられないような悲惨な成績でも、チームを上向かせられない監督をズルズルと惰性で引きずり、その間にもサッカーがどんどん劣化していく…。「2020年は降格なし」というルールは、何か壮大な落とし穴だったのではないかという気がしてきた。

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 アウェー大分戦、この試合、清水は特殊な戦法をとった。一言で言えば、守備時には3バック、攻撃時には4バックでやっていた。一見するとここ何試合かと同様の3バックだったが、自分たちが攻めるターンになると、センターバックの立田が左サイドバックに変身し、深い位置まで攻め上がるということをやっていた。

 当然、チームの作戦として、そのような可変システムを採用したのだろう。大分は前の方にそんなに人数をかけてくるチームじゃないから、清水が3バックだとDFが余り、後ろが重くなってしまう。だから、攻撃時には4バックにして、センターバックが2人残り、立田は攻め上がることにしたのだと思う。大分とはミラーゲームになるから、守備時にはマッチアップし、攻撃時にはミスマッチを起し、なおかつサイドで数的優位を作って、ゲームを支配したかったのだろう。

 皮肉なことに、清水の2失点は、その急造可変システムの未完成な部分を突かれたような形で喫した。清水の左サイド、立田と西澤の守備の受け渡しが上手く行かず、その裏を使われて崩された。

 まあ、慣れないことは、するもんじゃないな。

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 そんなわけで、本日はアウェー大分戦。皆さんご存知のとおり、西澤のプレースキックが冴え渡り、ピーター清水が大雨の中で初勝利を挙げた相手だ。

 だから言うわけではないが、大分に勝たないと、後半戦はマジでゼロ勝もありうる。大分さんは尊敬に値する立派なチームだし、現に順位表でもうちより上にはいるが、うちとの相性的なことから考えて、まだしも付け入る余地がある相手だと思うからだ。

 一つには、前回対戦で証明されたとおり、うちのストロングがセットプレー、先方のウィークがセットプレー守備なので、そこで清水に勝機が出てくる。ただ、これは皆さんもうご存知のことで、おそらく片野坂監督も対策してくると思うので、本日も柳の下に二匹目のドジョウがいるかどうかは分からない。

 もう一つ、清水にとって期待したくなるのは、大分は試合開始から激しく圧力をかけてくるようなチームではないことである。むしろ、慎重に入って様子をうかがいながら、後半に一瞬の隙を突いて得点を奪ったりする。だから、大分の得点は後半に多い。清水としては、前節の名古屋戦のように、試合開始から相手がハイプレッシャーに来て、前半に2点奪われて万事休すというのが必殺の負けパターンだが、大分はたぶんそういう戦い方はしないという点が、うちにとっての好材料である。まあ、これも、知将・片野坂監督が清水の弱点を突いて前半から激しく来るかもしれないので、何とも言えないところではあるが。

 ピーターにとっては、マジでラストチャンスだと思うけどね。

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 Jリーグは9月15日、来季から、Jリーグ公式戦に出場する選手のユニフォームに表示する選手番号および選手名の書体デザインを、全クラブで統一すると発表。視認性に配慮したユニバーサルデザインを取り入れたオリジナルデザインのフォントを、「Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー」として導入することを決めた(それが上掲画像)。これにより、これまで観戦・視聴環境によって見受けられた背番号の視認が困難なケースの解消に取り組み、Jリーグ全体の観戦・視聴環境の向上に繋げるという。しかし、これに関し、伝統的に背番号に独自のフォントを使用してきたジェフ千葉のサポなどから、反発の声も上がっているという。詳しくはこちらの記事などをご覧いただきたい。

 これは、清水にとっては大問題だ。というのも、皆さんご存知のとおり、清水は今季からリブランディングに踏み切り、エンブレムだけじゃなく、ユニの背番号、文字もクラブオリジナルフォント「S-PULSE DRIBBLE」に統一していたからである。今回のJリーグの決定により、わずか1年で、せっかく作ったオリジナルフォントを、ユニから撤回せざるをえなくなった。

 正直言えば、所長は清水の新しいエンブレムも、フォントも、別に好きというわけではない。むしろデザイン的には旧来のエンブレムの方に愛着を感じる。しかし、いったん決まってしまったものはしょうがないし、すでに導入された以上は、クラブもサポも、統一感をもって実施することが大事だと思う。だから、今後、清水関係のデザインは新エンブレム・新ロゴで統一的なブランドイメージを打ち出していくべきだと思う(チームが悲惨な成績をただき出しており、新デザイン=駄目チームというネガティブなイメージを抱いてしまうのは、別の問題)。

 問題は、「Jリーグでは2年かけて統一フォントの議論をし、クラブとの合意形成を進めてきた」というリーグ側の説明である。とすると、清水というクラブは、リーグ統一フォントが近く導入される可能性を認識しながら、見切り発車的に、2020年にクラブオリジナルフォントを決定してしまったことになる。フォントの作成というのは、結構カネがかかるものであり、少なからぬ費用も投じたはずである。そして結局は、導入からわずか1年で撤回という、ちぐはぐな対応を迫られることになった。リブランディングを主導したのは左伴前社長だったと認識しているが、もう辞められた社長のことを云々しても仕方がないが、本来これは、責任問題なのではないか?

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 藤枝MYFCさんにJ2ライセンスが交付されたということである。おめでとうございます。現在藤枝はJ3リーグにおいて、J2への昇格圏となる2位とは8ポイント差をつけられており、後半戦によほど快進撃を見せないと、今年のJ2昇格決定は難しいかもしれない。しかし、2~3年後くらいに昇格していることは、充分に考えられる。

 その一方で、J2の沼にはまりつつあるのが、ジュビロ磐田である。敵ながら健闘を期待はしているが、現実的に考えて、今シーズンJ2の2位以内にすべりこむのは、まず無理だろう。周知のとおり、J1からJ2に落ちたチームが、初年度に復帰を果たさないと、それ以降の昇格は、どんどん難しくなる。

 そして、問題は我が清水だ。来季のJ1は史上初めて、20チームで戦われる。リーグ戦は年間38試合。すでに、ピーター清水は守備がバカになりつつあり、この勢いで来季に突入すれば、夢の年間100失点も現実味を帯びる。4枠あると言われる降格枠の1つは、間違いなく我が軍のものだろう。

 となると、2022シーズンのJ2では、静岡県のチームが3つくらい在籍していたりして。まあ、全国にはJ3のチームしかなかったり、あるいはJクラブが1つもない都道府県もあるので、「J2クラブが3つもある」としたら、ある意味で大したものと言えなくもないが、果たしてそれが我々の望む「王国」の姿なのか。

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